転職活動で得られた気づき
20代 男性
主任 450万(東海 10店舗未満の小規模法人) | 主任 450万(転職せず 在籍企業で活躍) |
[転職活動の経緯]
入社当初はただがむしゃらに目の前の仕事に没頭していたのですが、入社から4年が経つ頃、人事制度やキャリアプランなど明確な指標がないことに疑問を感じるようになっていました。この先、自分のキャリアアップは見込めないのではないか?40代になる頃にはどうなっているのだろう?と不安を抱くようになりました。パチンコ業界でお客様と携わりながら「もっと自分を高めたい」という想いを誰かにわかって欲しかったのと、悩みを聞いて欲しくて友人に相談しました。実はこの友人もパチンコ業界で働いていて、転職経験があったのです。私の話しを聞いた友人は、転職活動当時に担当だった転職アドバイザーに事情を説明してくれたのでした。それがパチンコキャリアさんだったんですが、申し訳ないけど全く知りませんでした。
その数日後、転職アドバイザーの椎名さんとお会いしたのですが、転職相談というよりも人生相談に近いものがありました。何時間も熱心に私の話しを聞いてくれたのですが、どういう将来を望んでいるのか、私自身が成長できる環境はどういったものなのか、疑問に対しどのようなアクションを取ったのかなど真剣にアドバイスしてくれました。転職支援会社の人はもっと機械的に対応してくるのではないか・・・と思っていたので、パチンコ業界の実情を踏まえながら、細かいところまで話して下さったことに感激したものです。誰かに聞いてもらうことであんなにもスッキリするとは思っていませんでしたから。
[転職活動]
まず「いろいろな会社の話しを聞いてみよう」ということから、パチンコホール企業5社の面接を受けることにしたのですが、これまで1社しか経験がなかった私はまさしく井の中の蛙でした。多様な価値観や考え方に触れたことで「なんと狭い世界観だったのか」と痛感すると同時に、「自分の想いや疑問を現会社に伝えきれていない」と反省・・・。最終的に私は「転職」しませんでした。
[転職しなかったのは何故か]
いろんな会社の面接を受けた中で、面接官である人事の方や経営幹部の方から共通の指摘をいただきました。「悩みはわかるが、その悩みを解決するための努力をしたのか、行動を起こしたのか」というものでした。本気で上司に意見を述べたり、提案したり、結果どうなるか別として具体的なアクションを取っていなかったのです。転職アドバイザーの椎名さんとお会いした時にもこの件についてはアドバイスいただいていました・・・。内定をいただいた会社もあったのですが「やるべきことをやったうえで」が私の出した結論で、在籍する会社に残ることに決めました。
[転職活動その後]
転職活動後、すぐに会社の上司に相談。評価制度やキャリアプランへの疑問や自分の想いをぶつけてみたのです。「その結果」ではないのですが、実は会社本部で組織改善計画を練っていて、構想が固まったら全社的に発表するということだったので本当にビックリでした。プロジェクトチームが発足されたので私も挙手し参加しています。これまでの自分のキャパ以上のことを求められることがあって大変なことは勿論多くありますが、少しずつでも成長を実感でき充実した日々を過ごしています。転職活動をしていなかったら「今」はなかったと思います。