パチンコ正社員の平均年収は130職種中ランキング22位!
パチンコ店の給与・年収 2018/6/22
パチンコホールで働く正社員の平均年収に関する調査結果(2017年中に当サービスを利用したパチンコ正社員の年収)をまとめたところ平均年収は533万でした。
さらに独自調査ではありますが他職種と比較したデータもまとめたところ、改めてパチンコ正社員の年収の高さが認識できました。
1.パチンコ正社員の平均年収533万で「130職種中ランキング22位」
職種別(厚生労働省より引用・算出)の平均年収を独自調査したところ、パチンコ正社員の平均年収は130職種中ランキング22位という位置づけでした。
ランキング1位~30位は有資格者職種が多かったのですが、その中にパチンコ正社員がランクインしています。
※厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査(きまって支給する現金給与額×12)+年間賞与その他特別給与額
無資格でも高水準の給与を得られるという点はパチンコ正社員の特徴、魅力ともいえるかと思いますが、それでもパチンコホール業界を去るパチンコ正社員が増えているのが実情です。もちろん業界外へキャリアを求めることもひとつの選択肢ではあるのですが、業界復帰を希望される人もまた増えています。
2.パチンコ正社員として毎日がんばるあなたへ
10年前のある晩春の昼下がり、2人の若者が同じ大学を卒業しました。
彼らには共通点が多くありました。
どちらも若い男性で、学生時代の成績は中の上、感じのよい人柄でした。
それに両人ともパチンコが大好きで、大学を卒業する若者のほとんどがそうであるように、将来に野心的な夢を抱いていました。
この2人が最近、卒業10周年記念の同窓会に出席するために母校に戻ってきました。
彼らには今でも共通点が沢山ありました。
どちらも幸せな結婚をしていて、2人の子供がいました。そして、蓋を開けてみればどちらもが、卒業後には似たような20店舗以上を運営するパチンコホール企業に就職して、今もその会社で働き続けていました。
ただし、異なる点が1つだけありました。
2人のうち1人は、A企業でパチンコホール副主任をしていました。もう一人はB企業でパチンコホール店長になっていました。
その差が生まれた理由とは?
「なぜ、このような差が、人々の人生には生まれるのだろう?」
あなたは、そんな風に思ったことはありませんか?
生まれつきの知性や才能、努力が常にその要因とは限りません。一方が成功したくて、もう一方はそうでなかったわけでもありません。
では、一体、何が違いをもたらしたのでしょうか?
それは、「自分のキャリアに対する正しい理解」です。
「自分の仕事にやりがいを持って、毎日楽しく働くことができる人」と「自分の仕事に誇りを持てずに、悩み続けている人」の大きな違いは、「自分のキャリアに対する正しい理解」の差にあるのです。
3.「キャリアに対する正しい理解」とは?
スタンフォード大学のJ.D.クランボルツ教授が提唱するキャリア理論に「計画された偶発性理論」というものがあります。
理論といっても小難しいものではありません。
簡単にいってしまえば、「個人のキャリアは、予期せぬ(偶発的な)出来事の積み重ねで成り立っている」。そして「その予期せぬ出来事をポジティブに捉え、活用することが、最良のキャリア形成のために必要なのだ」という考え方です。
「キャリアに対する正しい理解」とは「現在、起こっていることを正しく認識し、それをどうポジティブに捉え、活用していけるかという個人の力」のことです。
具体的にいえば、「パチンコホール業界は厳しい」と悲観するのではなく、「そんな厳しい中でも平均年収に大きな変動はない。しかも、他の業種と比べても高水準にある」という事実を正しく捉えて、その事実をどのように活用するかが、最良のキャリアを築くために必要だということです。
人間はどうしても自分を守ってしまうものです。
当然、慣れた環境、従来のよく知るルールに従っている状態が一番安心できるものです。
「変わりたくない」
「新たな苦労なんかしたくない」
「安定した状況のなかで暮らしたい」
「でも、金銭欲や出世欲は満たしたい」
というのが、多くの人の“本音”ではないでしょうか?
反面、そういった考えでは「ビジネスにおいて、また人生において一切の発展はない」ということにも、あなたは気づいているはずです。
でも、そうかといって自分から積極的に「新しい何か」をはじめること、人生設計に従って生きていくことは難しいものです。
例えば、「こうすればうまくいく」という成功法則やビジネススキルに関する本を読んで、その内容に賛同・共感したとしても、自分自身の経験、先入観、あるいは思い込みから、勝手に“フィルター”をかけてしまう……。つまり自分なりに本に書かれている内容を自分に都合がいいように「編集」してしまうといった経験はありませんか?
だから、本を読んだ、というだけでは、人生を変えることは難しいわけです。
4.あなたのキャリアをより良く変える方法
では、どうすれば自分のキャリアをより良いものに変えることができるのか?
それは、
「出来事が起こる」「それを受け入れる」「乗り越える」
この3つの段階を何度も繰り返すことです。
はじめは新しい世界に戸惑うでしょう。
しかし、その新しい世界で過ごすうちに、それが苦労ではなくなってくる。それが、偶発性をキャリアに変えた、つまり「変化を乗り越え、成長した」という証(あかし)です。
そのキャリアを積み上げた人、つまりこの三つの段階を何度も繰り返し経験した人が、大きな力を手に入れ、ビジネスのエキスパートとなるのです。
私たちは当サービスを通して、パチンコ正社員として働くひとりひとりのまさに、
「出来事が起こる」「それを受け入れる」「乗り越える」
の3つの段階に立ち会ってきました。
そして、私たちが出会ってきた方々が選んだ進路は
・今の職場に残る
・パチンコ業界内で転職する
・他業界に転職する
・独立する
・実家を継ぐ
など、様々なものでした。私たちはあなたが最終的にどんな選択をして、どんな進路を選ぶにしても、すべてが正解だと思っています。
5.キャリアの選択で「やってはいけないこと」とは?
でも、たった1つだけ、やって欲しくないことがあります。
それは、後悔することです。後悔だけはして欲しくありません。
人の人生と同じように、仕事におけるキャリアには正解がありません。
でも、もし、正解があるとすれば、それは「大変だったけど、楽しかったし、悔いはない!」と心から言い切れるように、自分に嘘はつかずに、今を一生懸命になって生きることではないでしょうか?
今も野球のメジャーリーグで活躍するイチロー選手も数々のインタビューの中で、こんな名言を残しています。
「自分がわからないことに遭遇するときや、知らないことに出会った時に、『おっ、自分はまだまだいける』と思います」
「進化する時っていうのは、カタチはあんまり変わらない。だけど、見えないところが変わっている。それがほんとの進化じゃないですかね」
「キャンプでいろいろと試すことは、ムダではありません。ムダなことを考えて、ムダなことをしないと伸びません」
今、私たちの身の回りでは様々な変化が起こっています。
その変化の波に飲み込まれるのではなく逆に、その変化の波に乗るような気持ちで、自分自身のキャリアを考える時間を持っていきましょう。