在職中の転職活動のメリット・デメリット
パチンコ転職ポイント 2018/12/25
パチンコ転職支援サービスには、転職希望者から毎月多くの問い合わせがあります。履歴書・職務経歴書の記入方法から転職活動の進め方、さらに面接対策など様々なものがありますが、その中に「転職活動は退職してから行うべきか」というものがあります。
もちろん退職している人の方が、履歴書・職務経歴書の準備や面接日程の調整、求人企業にも早く入社できる、など多くのメリットはありますが、パチンコ転職支援サービスでは、働きながらの転職活動をお勧めしています。
1.退職理由がそのまま志望動機となる
退職してからの転職活動では、求人企業は最初に前パチンコ企業の転職理由から確認をします。ここでは、退職に正当な理由があっても、求人企業は退職してしまった人、という事実から入ります。
しかし、在職中での転職活動であれば、転職理由がよりタイムリーな具体的なものとなり、その理由のために退職を考えているということになります。主任職者であれば、転職理由が求人企業で起きている事実と重なることも多く、より親近感が増すものとなります。
また「まだ在職中なのに転職活動をしていると、応募先企業に与える印象が悪くなるのではないか」という不安になる人もいるでしょう。
ただ、在職中か退職しているかによって、応募先企業に与える印象の差はほとんどありません。新しく就職するかもしれない応募先企業には、在職中であることや現在の仕事の状況を正直に伝えましょう。
2.在職中に転職活動を行うメリット
一番のメリットは、経済面での不安がないことです。退職後の転職活動では、求職期間が延びるほど経済的負担は増します。
しかし、在職中ならば収入が途切れないため、思うように理想の転職先が見つからなくても、金銭面の不安を抱えることなく納得のいくまで転職活動を続けることができます。また、良い転職先が見つからなかったときは、現職に留まるという選択もできます。
さらに、在職中に次の転職先が決まれば、職歴にブランクが生じません。企業のなかには職歴に長期間のブランクがある場合、ブランクの理由を気にするところもあります。転職希望者自身もブランクが長くなると、スキルの低下や働く感覚が鈍ることが心配になるかもしれません。
3.在職中に転職活動を行うデメリット
在職中の転職活動では、自由に動ける時間が限られます。時間が足りないと企業研究や面接の準備が不十分になりがちです。面接の日時を合わせづらいということもあります。そのため、面接の際には有給を使ったり早退したりして対応する可能性が出てくることも考慮しておきましょう。
また、応募先企業が今すぐに就業できる人材を探している場合は難しくなりそうです。現職の引き継ぎが終わらず、入社日が決まらない場合は「採用見送り」となる恐れもあります。
4.求人企業の面接日調整
求人企業は、書類選考通過後にいくつかの面接候補日を打診し、その中で転職希望者が調整して面接セッティングする形になります。
在職中であれば、パチンコ店舗での休日調整ができないなどの理由が通用しますが、退職中の人であれば、よっぽどの理由がない限り、選考可能日程に合わせられないと志望度が低いと判断されますので注意してください。パチンコ求人企業は、こういった縁を大切に考えています。
5.求人企業への対応
パチンコ業界に在職中であれば、面接で上手くいかなくても仕事を失うことはないので、求人企業の問い掛けに対し思い切った返答で自分自身を出すことができますが、退職中の人は、内定をもらうことを優先に考えてしまい、面接内容が無難なものに終始する傾向があります。
そして何よりも、退職すると人と関わる機会が圧倒的に少なくなるため、タイムリーなパチンコ業界情報が薄くなり、会話の質がどうしても落ちてしまいがちです。
近年の転職活動においては、面接後直ぐの入社を望む求人企業は少なく、じっくりと時間を掛けて選考を行う傾向が強くなっています。そうしたことを考慮すると、実は在職中の転職活動の方がメリットが多いことが分かります。
ありのままの自分をわかってもらうためにも、一番良い状態で選考に臨めるよう準備をしていきましょう。