パチンコ業界で夢や目標を持つことの大切さ
パチンコ転職ポイント 2019/1/1
「弊社に入社したら、どのようなことにチャレンジしたいですか」
「10年後、どのような姿を創造していますか」
「あなたのパチンコ業界での夢を教えて下さい」
これは、求人企業の面接時に、パチンコ企業が転職希望者に対してよく質問される内容です。特に、求人企業からの入社後のビジョンに関する質問は、必ず聞かれる内容となります。
採用担当者は、そうした質問をすることによって転職希望者がポジティブな気持ち持っているのか、あるいは、本当に転職の目的が自社で叶えることができるのか、などを確認しています。
言い換えると、この質問を通じて「入社後に長く活躍してもらえそうか」を判断しているのです。
このような求人企業からの質問に対し、果たして転職希望者はどのような回答をするのが良いのでしょうか?
1.求人企業は意欲を測る
面接で何を伝えるかですが、まず自分が考える将来的な目標など、前向きな気持ちを伝えることが基本となります。しかし、転職を決意した背景や理由について、「成長実感を得られなかった」「ワークライフバランスを見直したい」などの一般的な事由を並べる転職理由が曖昧なものとなり、採用担当者からすると入社後の活躍イメージが浮かびにくいものになります。
伝え方によっては「働く環境を変えたいだけで、うちでなくても良いのでは…」と不安を抱いてしまうこともありそうです。また、「都内でキャリアを積みたい」「福利厚生が素晴らしい」など、プライベートを重視しすぎた回答も、あまり良い印象を与えないでしょう。
転職のきっかけとなった「過去の話」や「プライベートな理由」だけではなく、転職することによって実現したい自身が考える「将来のビジョン」をしっかりと伝えることが最重要となります。
2.求人企業は適性を確認する
また、求人企業が面接者の将来ビジョンについて質問する場合、面接者が思い描く将来の方向性と会社のビジョンが一致しているかどうか確認する狙いもあります。
どんなに優秀だとしても、会社の方向性とベクトルが遠ければ本人のモチベーションが下がり、せっかくの能力も発揮できない可能性があるからです。このような背景があるので、就活の面接で、企業は求職者の未来ビジョンを重要と考えるのです。
3.主任職経験者はより高い目標を
「パチンコやスロットのメンテナンスや計数について学び、将来的に店長になりたい」
「早くパチンコ店舗に馴染み、会社やお客様に認められる存在になりたいです」
上記は、パチンコ企業で主任職経験のある転職希望者に多くみられる回答です。このような回答は決して悪くはありませんが、多くの転職希望者が答える内容であり、求人企業の印象には残りづらいものとなります。
また、主任職経験のある転職希望者であれば、店長職を目指していることが多いと思います。しかし実際は、店長職を任せることに重きを置いている求人企業は少なく、より高いところを目指している転職希望者を求めている企業が圧倒的に多いのではないでしょうか。
中には、「店長になりたいと考える転職希望者は店長にしかなれない。そのような転職希望者には魅力を感じない。」という求人企業の担当者もいるのです。
4.能力の限界を自分自身で決めない
実際に店長までのキャリアアップしか望んでいない、という転職希望者もいるかもしれませんが、多くの転職希望者は、店長職以上にキャリアアップしていきたいと考えているのではないでしょうか。
しかし、主任職までの経験しかない転職希望者からすると、部長や役員というポジションは想像がつきにくく、自分の限界を自分自身で決めてしまいがちです。
現在のパチンコ企業の求人内容では、専門的なスキルよりも、向上心の強い転職希望者の需要が非常に高くなっています。転職活動は、今後自分がどうなっていきたいのかを改めて考える良い機会であり、転職希望者は、自分自身で限界を決めることなく、どうなっていきたいのかを考え、そのために今からできることを実行して行くことが大切です。