履歴書の趣味・特技欄の書き方
パチンコ面接ポイント 2024/5/28
履歴書の趣味・特技欄について、「何を書いて良いか分からない」という人は多いのではないでしょうか。
学歴や職歴と違って自由に書ける分、書き方に迷いやすいのが趣味・特技の欄です。
今回は、履歴書の趣味・特技欄の重要度や採用担当者が見ているポイント、書くときの注意点などについて確認したいと思います。
1.「趣味・特技」欄から見ているもの
採用担当者は、趣味・特技から見えるあなたの興味の対象や人間性を捉え、「社風に合うか」「業務への適性があるか」「現場スタッフとの相性はどうか」などの判断材料として確認している場合があります。
また、緊張した面接のアイスブレイクのきっかけとするケースもあります。
記載された趣味・特技に採用担当者が興味を持ち、会話が進むことで面接のムードをより良くできるでしょう。
履歴書に趣味・特技を記載することは、面接の進行をスムーズにするという点で有効と言えます。
なお、面接で趣味や特技が深掘りされた場合、うまく答えられなければ嘘だと思われたり、コミュニケーション能力不足と誤った評価につながったりする恐れがあります。
そのため趣味・特技の欄には好きなことや得意なことを正直に書くのがポイントです。
通常、履歴書の趣味・特技欄は採用の判断にそれほど大きな影響は与えませんが、うまく活用すればプラスの印象に繋げることができます。
2.趣味と特技の違い
「趣味」と「特技」は似ているようですが、まったく違うものです。記載するためのポイントを挙げますので確認しておきましょう。
・趣味
趣味は、一般的に「愛好する事柄」を指します。そのため、個人として純粋に楽しんでいることを記載すると良いでしょう。
例としては、「読書」「映画鑑賞」「スポーツ」など、話題のきっかけにしやすいものがあります。
また、そうした趣味で他者と繋がっている(SNSやサークルなど)ことを記載するとコミュニケーションが活発な印象があります。
応募する仕事に関連する趣味ならプラスの効果が期待できますが、関連性がなくても問題ありません。
・特技
特技は「特別に身につけている技能」を指します。
そのため「自身が得意とすること、自信を持っていること」を記載すると良いでしょう。
例えば、「英語検定○級」「〇〇で表彰」など、ビジネスシーンや応募する仕事に活かせるような特技や資格があると目につきやすくなります。
3.「趣味・特技」欄の書き方
履歴書の趣味・特技欄を書く際は、以下のポイントに注意して書いてください。
・具体的に語れる趣味や特技を書く
・企業、職種に関連する内容を書く
・箇条書き+補足事項で簡潔に書く
①具体的に語れる趣味や特技を書く
記載した内容について採用担当者に聞かれたときに、「始めたばかりでよくわかりません」では話が広がらず、印象も下がってしまいます。
何かしら思い入れがあり、語れる趣味・特技を書くようにしましょう。
②企業、職種に関連する内容を書く
趣味や特技が複数あるなら、希望企業、職種に繋がるような内容になると選考のプラスになる可能性があります。
③箇条書き+補足事項で簡潔に書く
書き方としては、趣味・特技を箇条書きにし、補足情報を入れる形がおすすめです。
できるだけ簡潔に分かりやすく書くと良いでしょう。
4.避けた方がよい趣味・特技
避けた方が良い趣味・特技もあります。以下の事例に当てはまるものは記載を避ける、あるいは表現方法を変えるなど、工夫が必要になります。
・本心でないもの
本心でない趣味や特技を記載しても、面接時に詳しく話すことになった場合、本心でないことが面接担当者に伝わってしまいます。
心から語れることを記載するのがベターです。
・応募企業に影響があるもの
副業が禁止されている企業の場合、ほかの団体(NPOなど)に所属しての活動や、株式投資やFXなどのデイトレードといった、副業にあたる可能性のある趣味を書くと相手を不安にさせてしまう恐れがあります。
応募先の企業の働き方に応じて、記載内容や表現の仕方を検討するようにしましょう。
5.趣味や特技が「ない」場合
趣味や特技が「ない」と考えている人は、日常的にやっていることなどもイメージしてみましょう。
ささいなことでも趣味として書くことができます。例えば、散歩や食べ歩き、料理などでも良いのです。
普段の何げない内容でも毎日続けていたりすれば、長所としてアピールにも繋げられるはずです。