面接の質問「最後に何かありますか」の意図は?
パチンコ面接ポイント 2024/7/30
面接の終盤に「最後に何かありますか?」と聞かれる場合があります。
何と答えるか悩んでしまった人も多いのではないでしょうか。
この質問は、回答次第では面接の合否が左右される場合もあります。
1.「最後に何かありますか?」の目的
なぜ企業は面接時に「最後に何かありますか?」といった質問をするのでしょうか。
まず企業側の意図を確認しましょう。
*ここでは「最後の質問」と定義しておきます
①熱意を確認する
企業への熱意、入社意欲を確認するという意図が含まれるケースもあります。
「最後の質問」は当然ながら面接の最後に行われるので面接官の印象に残りやすく、他の候補者と同等の評価だった場合に入社意欲、熱意が高い人材を確保したいというのが本音です。
②最後のアピールチャンス
面接では応募者が緊張してうまくアピールできない場合もあります。
一通りの質問が終わると応募者の緊張も落ち着いてきますから、面接官は最後の質問でしっかりとアピールをしてくれることを期待してるのです。
与えられたチャンスを逃すことなく、上手く伝えられなかった部分を再度補足すると良いでしょう。
③人柄を見る
面接官にとっては、面接の質問だけでは応募者の人柄を見極めることができない場合があります。
応募者の多くは面接の受け答えを事前に練習してきているため、他の応募者と似たような受け答えであったり、一般的な回答であったりすることも多いものです。
そこで「最後に何かありますか?」と尋ね、その様子で人柄を見ようとする場合があります。
④応募者の疑問や不安を解消する
応募者が企業に対して不安や疑問を抱えたままでは、入社意欲も下がってしまいます。
そのため、面接官は「最後の質問」を通じて応募者の抱える懸念点を確認し、解消してあげたいという狙いもあるのです。
2.「最後の質問」で良い内容とは?
① 自分の強みを補足する
「最後の質問」は、面接官に入社後の活躍のイメージを持ってもらうチャンスです。そのため、自己PRでアピールした強みを補足説明するのも有効な方法です。
面接の最中に緊張してうまく伝えきれなかった応募者も、この場をうまく活用して自分の強みを積極的にアピールしてください。
② 熱意や志望度の高さをアピールする
「最後の質問」では志望動機や入社後の目標、キャリアビジョンなど、企業の魅力に感じている点や、入社後に貢献したいと考えていることなどを伝えるのも良い方法です。
面接官から「入社後長く活躍してくれそう」と思われやすくなり、好意的に見られやすいでしょう。
③業務に関する質問をする
業務に関して不安や疑問に思ったことがあればそれを質問するのも良いでしょう。
応募企業に対する関心の強さをアピールでき、面接官に好印象を与えやすくなります。
ただし、待遇面や仕事内容など、ホームページや求人広告で調べればわかるようなレベルの質問は逆効果となる可能性があるので、質問内容には注意が必要です。
④面接のお礼を伝える
面接の最後に感謝の気持ちを伝えるのも良いでしょう。
面接官は忙しい中、面接の時間を割いてくれたのですから、そのことに対して感謝の気持ちを伝えることで礼儀正しさや誠実さをアピールすることができます。
面接で印象に残ったことなども交えながら自分らしい挨拶をしてみてください。
3.NGな答え方
「最後の質問」で面接官からの評価が下がりかねない、NGな答え方についても確認したいと思います。
① 「特にありません」
「最後の質問」に対して、出来る限り避けたいのが「特にありません」と答えてしまうこと。
この回答の場合、マイナスになることもプラスになることもなく無難といえばそうなのですが、印象に残りずいという欠点があります。
印象を残すためにも、一言添えるのがベターです。
②同じ自己PRを繰り返えす
面接中の内容を繰り返してしまうと、面接官から「話を整理できていない人」という印象を持たれてしまうかもしれません。
新しい要素を加えつつ簡潔に伝えるように心がけましょう。
4.「最後の質問」を聞かれない場合もある
すべての面接官が「最後の質問」を聞くとは限りません。
「聞かれなかった=不採用」ということではありませんので、聞かれなかった場合でも、落胆せずに「面接のお礼」をしっかり伝えるようにしましょう。