希望年収を聞かれたらどう答えるべき?
パチンコ面接ポイント 2024/8/6
面接で希望年収を聞かれる場合があります。
そんな時、「いくらと答えれば良いだろう?」「正直に言うとまずいかもしれない」などと悩んでしまった人は多いのではないでしょうか。
面接で希望年収を伝えるのは、ちょっと気が引けてしまう人は多いかもしれません。
1.企業が希望年収を聞く理由
なぜ企業は、面接で希望年収を聞くのでしょうか。それは以下のような理由によります。
・自己評価を確認するため
年収は、あなたに対する評価を数値化したものです。
企業は希望年収を聞くことで、求職者の自己評価や価値観を知ることができるでしょう。
そのため転職市場の評価や能力・実績などと希望年収に大きなズレがあると、「自己評価が高すぎる」と受け取られるケースもあります。
・採用予算と合わせるため
企業では等級や年次をもとに給与テーブルが定められているのが一般的です。
企業は求職者に希望年収を聞くことで、給与テーブルを基にした採用予算内で雇用できる人材かどうかを確認しているのです。
2.希望年収の答え方のポイント
面接では出来るだけ良い印象を残したいものです。希望年収を質問されたときも例外ではありません。
自身の希望を伝えながら好印象を残すためのポイントを挙げてみましょう。
①求人票に記載された金額
希望年収を質問されたときは、求人票に記されている年収額の範囲内で答えるのがベターす。
企業は応募者に対し、求人票に記された額に納得した上で入社を望んでいると考えています。
それに沿わない場合は、評価が良くても「希望と提示条件が見合わない」という理由で見送られることも。
②現職や前職の金額
現職や前職で得ていた年収を基準にしつつボーダーラインを伝えるのもひとつの方法です。
応募先企業からの納得も得られやすいでしょう。
③金額アップは理由も必要
現職や前職よりも高い年収希望で回答する場合は年収アップに足るだけの根拠も伝える必要があります。
スキルや経験、実績などをアピールし、報酬に見合う価値がある人材だと証明することが大切です。
④業界や職種の相場
希望年収の額で悩んだときは、業界や職種の年収相場を調べ、その値を基準に決めてもよいでしょう。
相場が分かれば現実的な年収額が見えてくるので、希望年収を決めやすくなります。
3.希望年収のNG回答
「特に希望はありません」
希望年収について聞かれた時、「特に希望はありません」と伝えるのは好ましくありません。
面接官に「仕事に対する意欲が低い」など不信感を与えてしまいがちです。
「年収がいくらでも働きたい」と思うケースもあるかもしれませんが、そんな場合でも求人票に書かれている年収を参考に希望金額を伝えるようにすると良いでしょう。
「相場や能力に合わない金額」
具体的な理由を示さずに現職や前職の年収から大幅アップした額を伝えてしまうと、自分を客観的に分析できていないと判断される恐れがあります。
企業を納得させられる適正価格を提示できるように準備することが大切です。
4.企業の意向に合わせる意識も重要
日本ではお金の話をタブー視する傾向があります。
そのため面接で希望年収を尋ねられ時、希望を伝えるのを躊躇したり、企業側に任せるような姿勢を取ってしまったりしがちです。
しかし、ポイントを押さえてきちんと希望年収を伝えれば、マイナスな印象を与えてしまうことにはなりません。
希望の年収を伝えた後に、「最終的には御社の規定に従います」とひと言添えるのも一手でしょう。
企業側へ歩み寄る姿勢を見せることで好印象に繋がるはずです。
仮に希望年収に届かない額で内定が出た場合は断ることもできます。
臨機応変に対応していきましょう。