大学院卒の履歴書の書き方
転職雑記 2025/9/9

大学生の就職活動において、近年は大学院修了後に就職する人が増えています。
それでは、大学院を修了した人が転職を考える場合、履歴書にはどのように学歴を記載すれば良いのでしょうか。
大学院で培った専門知識や研究経験は、転職時に大きな強みとなりますが、その経歴をどのように正確かつ効果的に書くかで悩む人も多いでしょう。
本記事では、大学院卒の方が転職時に履歴書を作成する際のポイントについて解説します。
1.記載のポイント
大学院に関する学歴を履歴書に記載する際には、以下の2点を特に意識することが重要です。
① 研究科や専攻を正確に記載する
大学院名、研究科、専攻の名称は省略せず、正式名称を正確に記載しましょう。
特に漢字の誤りや変換ミスがあると、信頼性を損なう恐れがあります。
履歴書を書く前に、出身大学の公式な名称を確認することが大切です。
②用語の正しい使い分けを意識する
大学院を修了した場合は、「卒業」ではなく「修了」と記載するのが正しい表現です。
混同しやすい用語を以下に整理します。
・ 修了:所定の課程を終えたこと
・卒業:学校の全課程を終えたこと(学部など)
・修了見込み:今後、課程を終える見込みであること
・単位取得退学:必要な単位を取得した後に退学したこと
・中途退学:必要な単位を取得せずに退学したこと
2.大学院は修士課程と博士課程に分かれる
大学院には「修士課程」と「博士課程」があり、それぞれについて入学年月・修了(または退学)年月を明記する必要があります。
博士課程を修了せずに退学した場合、特に博士号を取得していない場合は、「単位取得退学」または「退学」と記載します。
3.記載例
・大学院卒の場合①(修士課程のみ修了)
以下のように、課程ごとに入学・修了年月を記載します。
学部と同じ大学の大学院であっても、「入学」と表記します。
□年□月 〇〇大学大学院××学研究科△△学専攻 修士課程入学
□年□月 〇〇大学大学院××学研究科△△学専攻 修士課程修了
・大学院卒の場合②(博士課程まで進学)
博士課程に進学し、全単位を取得したものの学位を取得しなかった場合は、「退学」と記載します。
□年□月 〇〇大学大学院××学研究科△△学専攻 修士課程修了
□年□月 〇〇大学大学院××学研究科△△学専攻 博士課程入学
□年□月 〇〇大学大学院××学研究科△△学専攻 博士課程退学
なお、「単位取得退学」と明記することも可能ですが、企業向けの履歴書では「退学」と簡潔に記載するのが一般的です。
・中途退学した場合
履歴書の学歴欄に中途退学の理由を書く必要はありません。
ただし、面接などで理由を聞かれる可能性があるため、説明できるように準備しておきましょう。
□年□月 〇〇大学大学院××学研究科△△学専攻 修士課程入学
□年□月 〇〇大学大学院××学研究科△△学専攻 修士課程中途退学
4.大学院の経験を正確に記載しよう
大学院での経験は専門性が高く、実務においても活かせるスキルや知識です。
特に関連性の高い職種に応募する場合には、履歴書でしっかりと経歴を伝えることで大きなアピールとなります。
名称や用語に注意しながら、正確に記載しましょう。












