「ペンディング」のビジネスシーンでの使い方
転職雑記 2025/10/21

「ペンディング」という言葉は、ビジネスシーンでよく耳にする言葉です。
実際に使うことも多いため、どのような意味で使われるのか、どんなシーンで使うのかをしっかりと把握しておきたいところです。
この記事では、ペンディングの意味やビジネスシーンでの使い方、間違われやすい用語や注意点などについて解説します。
1.ペンディングの意味
「ペンディング」は英語の「pending」のことです。
本来は「未決定の」「宙ぶらりんの」といった意味ですが、ビジネスシーンで使う場合は主に「保留」「先送り」という意味で使用します。
例えば「この案件の解決や決定を先送りにしたい」「この件を一旦保留にする」といった場面でよく使われます。
2.「ペンディング」が使われる理由
日本のビジネスシーンでは、「ペンディング」は日本語の「先送りする」「保留する」という表現になりますが、ビジネスでは多くの場合、カタカナ英語のまま使用されています。
その理由は、日本語の「先送り」や「保留」は表現がストレートすぎるため、「前向きではない」「本気度が足りない」といったネガティブな印象を相手に与える可能性があるからです。
そのため会議や商談の場では、表現を和らげて「保留」が伝えられるよう、あえて英語の「ペンディング」をそのまま使うことが多いようです。
3.ペンディングと似ている言葉
「ペンディング」と似ている言葉に「キャンセル」や「リスケ」があります。これらは、意味は似ていますが、ビジネスシーンでは正しく使い分けないと、誤解や行き違いが起こる可能性があるので注意が必要です。
それぞれの意味と使い分け方について確認しておきましょう。
①キャンセル
「キャンセル」とは、そのものズバリ「中止」「取り消し」という意味です。
保留ではなく、ハッキリとその件を止める、白紙に戻すことを意味します。
これを「ペンディング」と言ってしまうと、「保留になっただけで次がある」という誤解を招くので注意したいところです。
②リスケ
「リスケ」とは、「リ・スケジュール(reschedule)」を略した言葉で、「予定延期」や「予定変更」という意味です。
延期するという意味ではペンディングと似ていますが、ペンディングが「いつまで」という明確な時期を決めていないのに対して、リスケの場合は比較的すぐに再設定されるというニュアンスを含んでいます。
従ってリスケという場合は、なるべく早期に他の日時を設定する必要があります。
4.ペンディングを使う場合の注意点
「ペンディング」は、表現を和らげつつ「先送り」や「保留」を伝えられる便利な言葉ですが、ビジネスシーンで使う際には注意点がいくつかあります。
①案件をフォローする
ペンディングは保留であって中止ではありません。
そのため、ペンディングにした案件については後に再開する必要があります。
進捗が見込めない場合は、状況に応じて一旦中止を検討し、放置して業務が停滞することのないように注意しましょう。
②多用しない
ペンディングを多用すると、業務があっという間にペンディング事項であふれ、業務が滞ってしまいます。
ペンディング事項が増えた場合には、案件の進捗状況をチームのメンバー同士で共有することが重要です。
③使用は必要最低限
現代のビジネスはスピード重視です。安易にペンディングを使うと「決断力がない」「問題に真剣に向き合っていない」という印象を相手に与えるだけでなく、みすみすビジネスチャンスを逃すことにもなります。
ペンディングは必要最低限にとどめましょう。












