任せてもらえたから、
ここまで頑張れた。
PROFILE
野上 潤一郎さん
澤田グループ
第2エリア長 兼ノースランド2001山室店店長
2014年春、澤田グループ(富山県)全23店舗の中の6店舗を統括するエリア長へ昇進した。
4人いるエリア長の中では最年少だ。
野上エリア長は2008年12月に澤田グループにマネージャー(副店長職に相当)として採用された。約7年勤めた前職の大手法人では店長経験はなかったが、転職した翌年6月に念願の店舗責任者となり、2010年6月に店長へ昇格。
「この会社は現場の裁量の幅が広く、自分の考えた機種選定や施策を任せてもらえるのが大きなやりがい。また、社長はじめ経営層は店舗によく足を運び、私たち社員に声をかけてくれるので距離感の近さを感じます。転職に踏み切って成功でした。」と同氏は語る。
だが、転職当初は戸惑うことも多かったという。
「第一は既存社員との気持ちの温度差です。こちらはやる気満々を超えた、ちょっと普通じゃないハイテンションな状態で新しい職場にやってきたわけです。そういう人間からすると、決められたとおりの仕事を普通にやっている人が『モチベーションが低い』と見えてしまいもどかしく思いました。」と当時を振り返る。
しかし、実際に既存社員のモチベーションが低いという面もあったようだ。2008年当時、澤田修宏専務が陣頭指揮を執り、組織風土を改革していこうとしている中で、野上エリア長をはじめ数人が次代の幹部候補として中途採用されたのである。
「私は会社が新たに策定し直したばかりの企業理念を浸透させるために採用されたと思っていたので、自分が既存スタッフの見本となることを意識して行動しました。朝礼などで全員に語り掛けるだけでなく、個々のスタッフに一対一で伝える対話を重ねました。企業理念にある一文の『対話が大切』という部分に特に共感していて、入社した日からこれを心に刻んで取り組んできたつもりです」と想いを振り返る。
7年前、家庭の事情から全国転勤を続けることの限界を感じていた。転職を考え始めると「早く店長になりたい。自分の力を試せる会社。」も希望条件に加わり、ホール業界向けの人材紹介を行っている当サービスに登録。
当時の印象として「希望条件に沿った求人案件に絞り紹介してくれたし、面接日時の調整もしてくださったのでとてもスムーズでした」とお褒めの言葉をいただいた。有難うございます。
澤田グループへの転職の決め手のひとつは、やはり営業面を任せてもらえることだった。もうひとつは「人を大切にしている」という企業理念への共感。
面接の際、企業理念を浸透させていくための仲間が必要だ、まだまだ成長途上だが、この会社を変えたいんだ。という熱い想いに「是非協力させていただきたいと強く思ったのです。給与や待遇で決めたわけではないから、ここまで頑張ることができたのだと思います」
店長になり自分の裁量で店舗を運営したい、仲間の変革を促し企業理念を浸透させたい。
そんな働き方を実現した野上エリア長も、『共に会社を成長させる仲間』を求めている。
「新しいことを吸収し続けることができて、必要とあらば自分を捨て、自分を変えられる人。業界を変えていくには、そんな人が必要。個人的にはやりがいを持って、楽しく仕事に取り組める人と一緒に働きたい。転職を考えている人に私が助言をするとしたら、『不安はあるだろうけど、飛び込んでみたらいい』ということ。飛び込んだら信念をもって全力で取り組み、諦めないでほしい。一人ずつ理解者を増やしていけばいいんです。」と語る同氏。熱い想いは少しも変わらない。