転職をする前に!今の職場でできる3つのチャレンジ
転職雑記 2015/10/5
みなさんの中には、今の職場や環境に何らかの不満や悩みを抱いていて、転職を考えている人もいるかもしれません。しかし、転職にはデメリットもあり、こればかりは「思い立ったらすぐに行動するのが良い」とは言い切れません。転職をする前に、今一度、現在の職場でできることがないかを考えてみましょう。
1、人間関係に悩んでいる場合
仕事はいつだって誰かと一緒につくりあげていくもの。仕事をより充実したものにするためには、職場の人間関係も非常に重要です。誰とでも仲良く……とまではいかなくとも、苦手な人とも上手に付き合いながら仕事をしていかなくてはなりません。
人を苦手だと思う原因の一つとして、「相手が自分のことを嫌っていると感じる」というものがあります。「自分にだけ特別冷たい態度を取ってくる」、「自分にだけなんだか当たりが強い気がする」など。『他の人よりも自分がよくない扱いを受けている』と感じたとき、その相手に対して嫌悪感を持つことが多いでしょう。
マイナスの方向に考え始めると、そう簡単には止まりません。むしろ、時間が経つにつれてどんどん苦手になっていってしまうかもしれませんね。
そうなる前に、一旦考え直してみてください。その人は本当にあなたのことを嫌っているのかどうかということを。
苦手な人がいる場合、「その人に3ヶ月間親切にしてみること」で関係性に良い変化が生まれる可能性があります。それでもダメならばダメだと割り切ってしまっても良いので、気楽な気持ちで試してみてはいかがでしょうか。
2、待遇に不満がある場合
「自分の仕事がきちんと認められている気がしない」、「働きがきちんと給与に反映されていない気がする」……。正当に自分の頑張りが評価されない職場では、やる気や自信を失ってしまっても仕方ありません。
給与や名誉のために働いているわけではなくとも、モチベーションを維持するためにはとても重要であると言えます。
しかし、誰かが何かを与えてくれるのを黙って待っているだけでは、いつまで経っても現状は変わることはないでしょう。満たされない環境を打破するためには、自ら働きかけていかなくてはいけないのです。
もし待遇に不満があるのならば、上司に直談判するのも良いでしょう。上司に直接話を付けることは、悪いことではありません。現状を打開する一番の近道と言えるはずです。
そうして少しずつでも自分から動き出すことで、あなたを取り囲む環境も徐々に変化していくかもしれないのです。
3、今の職場が自分には合っていないと感じている場合
明確な理由はないけれど、漠然と「自分の力が発揮しきれない職場だ」と感じていたり、「自分にはもっと向いている仕事がある」と思っていたりして、転職を考えている場合です。しかし、「何となく」で転職を決めてしまうと、当然のことながら、失敗する可能性が高くなります。
転職に関する情報収集は十分でしょうか。また、そこで今まで自分が培ってきた経験やスキルは存分に生かすことができるのでしょうか。客観的に自分を見るために、転職先で求めているスキル・資質と自分の持っているもの比較表を作るのも良いでしょう。いくら考えてもまとまらないことは、紙に書き出すと整理できるようになります。
今一度、転職先で自分の居場所があるかどうかをきちんと考えてみてくださいね。
まとめ
転職を考える前に、今の職場で自分ができることをもう一度考えてみることで、現状感じている不満が解消されるかもしれません。転職を考えるのは、それらをすべて排除し終えてからでも遅くはありませんよ。行動を起こし、それでも自分の気持ちが変わらないようならば、転職に踏み出してみましょう。