弱みと強みでわかる!少数店舗運営企業の労働環境と実状
パチンコ市場規模・動向 2016/5/23
日本のパチンコホール運営企業を、5店舗以下の運営企業と6店舗以上の運営企業とに分けると、その数はおおよそ半々になると言われています。
これまで多くの企業様とお会いしてきた中で、運営パチンコホールが5店舗以下なのか6店舗以上なのかという点は、いろいろな面において違いが出てくるひとつのポイントでした。5店舗以下では、各パチンコホール店舗を束ね、方向性を定めていくためのマニュアルが未整備の場合もあるのです。
今回はそんな5店舗以下の少数店舗運営を行う企業の労働環境にスポットライトを当てて考えていきます。
1.少数店舗運営企業の弱み
少数店舗運営企業では、労働環境が整っていないことがしばしばあります。組織としての運営マニュアルが定まっていないことに加え、人手不足が原因と言えるでしょう。労働環境を整える前に、パチンコホールの運営に手一杯になってしまっていることもあるのです。
各パチンコホールで勤務する人員自体が少なく、少数精鋭で運営している企業も珍しくありません。そのため、スタッフひとりひとりに求められる能力や責任範囲が大きくなり、島管理や接客のレベルまで高い水準を求められることがあります。
そのような状況なので、早番・遅番と交代制できちんと個人のシフトを割り振るのではなく、通しで働くこともあり得ます。休日であっても機械台の不具合や不正など、急なトラブルで出勤を要請される可能性も場合によってはあるかもしれません。
こうした中で、勤務時間に関して不自由を感じる可能性があるということを頭の片隅に置いておかなければならず、自己管理がしっかりできていないとキャパ以上の仕事を抱え込むことになり、毎日が仕事でいっぱいいっぱいになってしまうこともあるでしょう。。
2.少数店舗運営企業の強み
少数店舗運営企業では、上記でも少し触れたように、少数精鋭で運営をしている企業が多くあります。会社の意向にただただ従っていれば良いというわけではないので、ひとりひとりが自分の意志を持って働くことが求められます。
そのため、職場ではスタッフ同士が良い刺激を与え合って成長していくことができるでしょう。頻繁に新しい業務を任されたり、早いうちから責任を持って動いたりする場面も多く、様々なスキルを習得することができるのも少数店舗運営企業の特徴です。
受動的に仕事をしていると、ただひたすら目の前のことをこなしていくだけで、知識やスキルが身につかず、ただただ忙しいというだけになってしまう恐れもあります。 また、個人の働きや成果がダイレクトに上司に伝わりやすいという特徴もあります。
ですから、個人の頑張り次第では、多店舗運営企業で勤務している場合よりも短い期間で出世していくことも可能です。 日々自分のスキルアップを感じることができ、目標も定めやすいので、少数店舗運営企業は上昇志向が強い人や能動的に動くことができる人にとってはとても適した環境でしょう。労働環境を見ただけでは測れないメリットが少数店舗運営企業には存在しているのです。
3.まとめ
少数店舗運営企業では労働環境もさまざまで、勤務時間や休日の扱い方、福利厚生について不満を持つことも少なくはないかもしれません。職場環境だけで見ると、多店舗運営企業よりも働きにくいと考えられるかもしれませんね。
しかし、ひとりひとりに任せられる業務や責任は圧倒的に多店舗運営企業よりも多く、個人のスキルアップに関しては、少数運営店舗は非常に有利だと言うことができます。上からの指示を待っているのではなく、能動的に働きかけることができる人にとっては自分を最大限に発揮できる職場になるかもしれません。
労働環境が整備されているという点とキャリアアップ・スキルアップできるという点は必ずしも関連付かないので、転職活動を行っている方は注意して考えてみる必要があるでしょう。
また、多店舗運営企業、少数店舗運営企業、どちらにも長所、短所がありますから、どちらが良いと一概に言うことはできません。個人の資質や仕事において重視していることによって働きやすいと感じるか、働きにくいと感じるかは変わってくるのです。それらのことを意識しながら転職活動をしていくようにしましょう。