売り上げを伸ばすために欠かせない「人材育成」について｜パチンコキャリア転職ニュース

Tweet

Pocket

パチンコホールの店長を務めるためには、様々なスキルが必要になります。店舗の日々の営業数値をコントロールするスキルや、競合店の店舗状況を調査し、自店舗の方向性や戦略を立案するスキル、法令を遵守した店舗マネジメントスキルなどがあります。

その他にもホールスタッフをまとめ上げていく人材管理・教育のマネジメントスキルも必要になるのですが、この部分を重視せずに部下に一任している店長も少なくありません。今回は、売り上げを上げていくために、人材管理・教育のマネジメントに重点をおいた取り組みを行っている事例を紹介いたします。

１．採用から教育までを店長が全て行う

パチンコホールを運営していくにあたり、人材育成が非常に重要な要素であるということを分かっている店長は、アルバイト・社員採用の段階から積極的に携わろうとしている傾向があります。

パチンコ業界へ熱い思いを持っているかどうかや志望度が高いかどうか、そして自店舗にふさわしい人材かどうかをしっかりと見極めてから採用しているのです。そのような人材は、いち早く店舗の力になってくれるでしょう。

このように、人材育成や採用に対して気を配っている店長は入社後の教育やマネジメントも自らが行い、店舗の方針や自身の想いを直接伝えています。 店長が採用から育成までの全てに関わることで、自分の考えや店舗の方向性をしっかりと共有しあえるスタッフを育成することができるのです。ホール運営をしていくにあたり、とても大きな戦力になってくれることでしょう。

一方、店長が直接スタッフ育成に関わるデメリットもあります。それは、店舗内で育成に関する体制がいつまで経っても整わず、常に店長自身が業務を抱え続けなくてはいけないことです。少人数で回しているパチンコホールならば、店長の仕事は必然的に多くなっているはずなので、尚更気を付けなくてはいけません。

２．徹底したチーム作りから個人の成長に繋げる

人材を教育・育成をするためには徹底したチーム作りを一番に考えなくてはいけないという方針で動いている店長がいます。

店舗スタッフを二分してチームを明確にすることで、個人の成長に繋げようとしています。実際に、各チームで早番・遅番を回すオペレーションを導入することで、強固な結束が生まれ、遅刻や欠勤がなくなったということもありました。

また、既存社員が新人スタッフへの指導を率先して行うなど、チーム内での仲間意識、協力体制が強まるということもあったそうです。チームとして行動してお互いを高めあうことで、個々の能力向上に繋げている事例となります。1人の店長が見きれるスタッフ数には限界があるため、このようにスタッフ教育をマニュアル化していくことも大切です。

３．個人面談の活用

アルバイトを含めて全スタッフと1対1の面談を定期的に行い、教育に力を入れている店長もいます。目標設定から取り組みへの検証、次の目標設定までを一緒になって行っていきます。成長途中の社員個人の判断に委ねるのではなく、店長が定期的に現状の把握をともにすることで、より早い成長・戦力化に繋げていくのです。

この取り組みで重要なのは継続することです。気まぐれに面談をするのではなく、定例化してスタッフの状況、目標に対しての達成度を常に把握していく必要があります。定期的に行うことで、スタッフの状況把握だけでなく、店舗運営に関する様々な提案や情報収集も可能となります。1人ずつ面談を行うことは、多大な時間と労力を要しますが、自分の思う店舗作りへの近道になっていくでしょう。

４．まとめ

今回は人材管理・教育のマネジメントに関する３つの事例をご紹介いたしました。このような取り組みはスタッフの人数やホールの運営方針など、店舗状況によりやり方が変わってきます。

例えば、少人数で回している店舗であれば、店長が直接スタッフの育成に関わることは有効的と言えますし、多数が働いている店舗であれば、チームを組んで体制を整える方が効率的だと言うことができます。 人材の育成は、パチンコホールの売り上げを上げるために非常に重要です。

店長や、店長を目指す方であれば、一度自店舗の体制を見つめ直し、より良い人材の育成について真剣に考えていかなくてはいけません。今回ご紹介した事例、及び取り組み方法を、店舗作りのご参考にしていただければ幸いです。