不満が多い?今の職場環境を変えたいと思う時に
転職雑記 2017/1/24
パチンコ業界も決して例外ではなく、一部の企業ではこのようなことが起こっていて、パチンコ転職サイトでも相談する人が見受けられます。
しかし実際に話を聞いてみると、世間で言われているような「ブラック企業」には当てはまらず、誤解が生まれているケースもあるのです。では、そうした誤解はどこから生まれるのか。また、どうすれば、そうした状況を打開できるのかを考えてみたいと思います。
1.ブラック企業だと感じる要因
パチンコ企業の中で、ブラック企業だと思われてしまう一番の要因が給与面です。例えば、主任職として働いていても給与がなかなか上がらない。他のパチンコ企業の主任職と比べると給与水準が低い。他にも、残業をしても給料に反映されない、といったことはよく聞く話です。
しかし、このような点で不満持ってしまった方には「自分の仕事を振り返り、客観的に判断してみることも大切です」と伝えるようにしています。
もともと、パチンコ業界は他の業種と比べて全体的な給与水準は高めであり、特に役職者については残業代をあらかじめ給与に反映している企業が多いのです。
2.道を切り開くための努力
では、パチンコ業界にブラック企業はないのかというと、残念ながらそうではありません。ブラックだと見なされる企業のほとんどは、古い慣習が現代社会や若い人たちの共感を得られず、例えば「情に訴えること」や「どんぶり勘定」などが原因となって従業員が不満を抱いてしまいます。
しかし、会社をブラック企業と判断する前に、疑問や不満を感じる点について能動的な対応をきちんとしているか、振り返ってみることが大切です。
自己分析が十分ではないと次の企業で同じ不満を持つことになる可能性があります。個人の力で企業の体質を一変させることは難しいと言わざるを得ませんが、少なくとも自身が置かれている状況を変えるために、今できることを精一杯取り組んでいく姿勢があれば、たとえどんな企業に行ったとしても活躍できるはずです。
3.仕事に意義を見出す
他の業界同様、パチンコ企業においても「給与面」や「勤務環境」で完全に満足して働いている人はそれほど多いとは言い切れないかもしれません。それでもパチンコ企業で働き続けるのは、「今の仲間と一緒に働いていると成長できる」「規模の大きな業界でチャレンジできる」「お金には代えられない人脈が構築できる」といったことがモチベーションになっているからなのです。
パチンコ業界を選んだ理由、働き出した頃の気持ちを思い出してみれば、仕事の意義が改めて明確になり、その会社や職場にも前向きになれるはず。役職に就いている人は、パチンコ業界がいかに他の業種よりも良い点が多いのかをスタッフに伝え、不満を抱きやすい点を前向きに受け止めてもらえるようにするマネジメント力も必要となるでしょう。
4.まとめ
どんな業界でも少なからず「ブラック」と見られがちな企業はあるものです。また、どんな企業でも従業員が不満に思うポイントが一つや二つはあるものです。
そんな中で、もし今働いている会社が「ブラック企業だ」と感じる場合、まずは一旦客観的に振り返り現状を変えるために懸命の努力を積み重ねながらも、自分の力ではどうにもならない状況があるのなら、その時は活躍の場を別の会社に求めるのも一つの道であると言えます。