転職希望者に対する好感が上がる瞬間
パチンコ面接ポイント 2017/11/2
求人企業の採用担当者が、面接を受けている転職希望者に対して好印象を抱くポイントは、意外とたくさんあります。たとえば、面接時の身だしなみや態度、パチンコ業界のスキルや経歴などです。求人企業や人によって見るポイントは異なってきますが、だいたいこのような部分で好印象を持つことが多いのです。
しかし、そのような部分で好印象を抱いたからといって、その転職希望者を「採用する」と決めるわけではありません。パッと見て分かる見た目や、書面で分かる部分などから受ける好印象は、採用の決定打としては弱いのです。もちろん、最低限のマナーとして、身だしなみを整えることは非常に重要です。また、求人企業が望むスキルを身に付けておいて、決してマイナスになることはありません。
しかし、他の部分が採用の決定打となるケースの方が多いです。では、それはどのような部分なのでしょうか。
1.抽象的な回答はNG
それは、「自分の意見を具体的に話すことができる」ということです。
求人企業側に、「ぜひ自社に入社してほしい」と思ってもらうためには、「入社後に、何をしたいかを具体的に話す」ことが非常に重要です。それは、「自分の意見を具体的に話す」ということです。求人企業側に、「ぜひ、自社に入社してほしい!」と思ってもらうには、とくに「入社後に自分が何をしたいかを具体的に話せる」ことが大切です。
面接で「入社したら何をしたいですか」「目標はありますか」など、「入社後にしたいこと」を聞かれる場面は大体あるでしょう。ここで抽象的な回答をしてしまっている転職希望者は多くいます。求人企業からの質問に、抽象的な回答をしてしまうと、面接担当者の印象に残らなくなってしまいます。むしろ、「この人は、入社後のプランを具体的に考えられていないな」とマイナスな印象を持たれてしまうこともあるでしょう。
2.「自分が何をしたいのか」
例えば、入社後何をしたいかという質問を主任職の転職希望者が受けたとします。ここでの回答としてはやはり「数値管理にチャレンジしたい」「店長になりたい」「経営を学びたい」といったものが多いです。この回答をする主任職の転職希望者が多いので、求人企業側には残念ながら響いていない可能性があります。
ここに、具体性をもって話をすると、だいぶ求人企業側の印象が変わり、そこから話が広がっていくケースがよくあります。店長になるにしても、「どのような」店長に、「いつまで」になるのか? そのために主任としてどのようなことに取り組もうとしているのか? を説明するといいでしょう。また、経営を学ぶにしても、パチンコ業界で何の業務を通して学ぼうと考えているのか? これまで主任として何をしてきたのか? などを話せるようにしておくといいです。
できるだけ、「何を」「いつまでに」「どのようにして」「どのように」「どれくらいに」など、具体性をもって話ができるようにしましょう。また、数字などを積極的に入れるようにするといいです。
3.考えを整理して面接に臨もう
「入社後、自分がしたいことを具体的に話すことが大切」と言われると、非常に難しいことのように感じるかもしれません。それまで話してきたことに少し要素をプラスするだけでも変わってくるのですが、「どうしていいかわからない」と思ってしまうこともあるでしょう。以前、転職のお手伝いをしていた主任も「難しい」と言っていました。
実際に転職活動をしているみなさんの中には、話したいことがあるはずです。ただ、実際に言葉に出して伝えると急に不安になってしまうようです。きちんと求人企業に伝わらず、誤解されてしまうことを恐れてしまうのです。確かに、思っていることを言葉で伝えるのは、簡単なことではありません。不安な人は、一度、面接前にキャリアアドバイザーに電話や面談などで話をして、自分の考えを整理してみてはいかがでしょうか。そして求人企業の面接に臨めば、納得のいく面接ができるでしょう。
4.まとめ
求人企業の面接担当者が、転職希望者に対して特に好感を持つことは、「具体性をもって話ができる」という部分です。入社後の目標はもちろんのこと、これまでのパチンコ業界での経験や業務などを話すときも、できるだけ具体的に話ができるようにすると良いでしょう。
決して難しいことではないので、一度、自分の回答を見直してみてはいかがでしょうか。