どんな些細なことでも転職活動を成功させる鍵になる!
転職雑記 2017/11/14
先日、九州のパチンコホール企業で主任として働いているMさんの転職のお手伝いをしました。Mさんは、20代半ばという若さで、パチンコホール企業の主任という役割を任されていました。パチンコ業界でのキャリアを着実に重ねている印象でしたが、「このパチンコホール企業では、長く働き続けられない」と感じていたそうです。そして、ついに転職活動をすることに決めたのです。
1.Mさんの希望
初めてMさんと電話をして話をしたとき、今回の転職活動についての考え方や思いなどをじっくりと聞いていきました。話を聞いていく中で、Mさんが、今回の転職活動で探しているパチンコホール企業像が見えてきました。それは、10店舗以上のパチンコホールを運営していて、福利厚生が整っているパチンコホール企業ということです。
とはいえ、Mさんがそのときに身を置いていたパチンコホール企業も、複数店舗を運営していて、決して小さい企業ではありません。福利厚生に関しても、ホームページなどで確認する限りでは、ある程度は充実しているように感じられました。
ここまで話を聞いたとき、私は正直、「本当に今のパチンコホール企業を辞めて、転職したいのだろうか?」と疑問に思いました。なぜなら、転職先に求めている条件を、すでに今のパチンコホール企業が満たしているからです。その他にもMさんは、同年代の人と比べて高い給与をもらっていたり、家族がいるのにも関わらず、単身赴任での勤務を希望していました。疑問に思う部分がいくつかあったのです。
2.本気が垣間見える行動
しかし、もっと話を聞いていくと、本気で「転職したい」と考えていることがわかりました。それは、「実は先週、東京のパチンコホール企業の説明会を自分で探して、行ってきたんです」という話を聞いたからです。しかもMさんは、とある1社の求人企業の説明会に参加するためだけに、日帰りで九州から都内に赴いたのです。面接のために遠方まで赴くという話はよくありますが、説明会のためだけに数万もかけて遠くへ足を運ぶというのは、あまり聞く話ではありません。真剣に転職を考えているからこそ、既に自分で行動を起こしている。Mさんの転職への気持ちは本気であると、そこで実感しました。
さらに話を詳しく聞いていくと、「東京や大阪などの都心部で自分の力を試したい」「自分のパチンコ業界でのスキルを上げたい」という強い思いがありました。東京や大阪はパチンコホールの数や、遊技人口が多く、パチンコホール企業同士の競争が厳しいのです。そのため、そのような土地に身を置いて、今以上にスキルアップしたいと考えていたようです。スタッフのサービスレベルの向上などといった営業努力しているパチンコホール企業を探し、そこで自分をもっとスキルアップさせたいというのがMさんの一番の思いだったのです。
3.Mさんの転職活動
Mさんの本当の思いがわかってからは、電話でのやり取りも、もっとスムーズになりました。Mさんは、事前にネットなどで多くのパチンコホール企業の情報などを調べていました。あとは、「そのパチンコホール企業に転職することで、本当に自分の思いを叶えることができるのかどうか」ということを考えるための、もっと詳しい情報がほしかったそうです。それからは、私たちがお手伝をして転職した人の転職成功例や、転職後の状況について、お話ししていきました。
その結果、Mさんは、関西で10店舗以上のパチンコホールを運営していて、現在急成長している求人企業に転職しました。転職希望者にとっては、わざわざ話す必要がないと思っていることでも、実は、転職活動に大きく関わってくる情報であることもあります。転職活動や、求人企業への希望などは、どんなに些細なことでも話してほしいと思います。
4.まとめ
自分の希望条件に沿ったパチンコホール企業に転職するためには、どんなに小さなことでもいいので、我々に話しをしてほしいと思います。また、「◯◯がいい」というだけではなく、「そこで今後自分がどうしていきたいのか」を話してくれると、その後の転職活動がスムーズにいくでしょう。