店長にはトラブルに対応する力が重要
パチンコ転職ポイント 2018/1/4
求人企業が募集する役職によって、転職希望者に求められる条件やスキルは変わってきます。また、募集役職によって変わってくるだけでなく、転職希望者の年齢によって求められることが変化することもあります。30代の転職希望者であれば、「今までのパチンコ業界で培ってきた経験やスキル」「仕事に対する考え方や価値観がどのようなものか」などが、求人企業が選考を行う上で、ひとつの大きなポイントになってきます。
パチンコ業界でさまざまな経験を積み、パチンコホールの店長としての考え方や価値観をしっかり持っていると、求人企業は、「この転職希望者に一度会ってみたい」と思うようになるのです。
1.「問題解決能力」が重要
パチンコ業界で働いてきた店長に求められるスキルとは、パチンコ台のメンテナンスや、新人スタッフの人材育成、例えば、外部要因からくる稼動低下や売上減少からくる赤字運営に対する営業計画の立案・実行経験などです。この他にも「あったらよいスキル」はいくらでもあるので、挙げだしたらキリがありません。
この中でも特に「持っていると求人企業に対して好印象を与えられるスキル」があります。それは、「問題解決能力」です。
問題に対してどのように行動をしたのか。
実際にパチンコホールで仕事をしていると、現場で直面する問題や必要となるスキルはいろいろあります。さきほど挙げた「新人スタッフの人材育成」というスキルをしっかり持っていても、当然のことながら、現場でのトラブルは解決することができません。このように、パチンコホールでの仕事は、どんなにひとつの仕事に対する能力が優れていても、解決できないトラブルがたくさん起こります。
そこで、比較的大切になってくるのが、「問題解決能力」です。
「問題が発生している」という状態に対して、どのように働きかけて、解決に導いていくか、というのは、パチンコホールでの仕事において、非常に重要なことになってきます。
また、大前提として、問題が発生したとき「問題である」と認識することはできたのか、という点も大切です。どんなに解決力に優れていても、問題を発見する力がなければ意味がありません。危険をいち早く察知し、それを解決していくために、「どのような行動していけばいいのか」を瞬時に判断することが、店長をはじめとする、パチンコホールの上位役職者に求められます。
2.過去の経験を振り返ってみよう
パチンコホールの仕事をしていて、直面する問題はいろいろあります。いくら環境が整っているパチンコホール企業であっても、何かしらの問題はかならず起きます。
そのため、これまでパチンコホールの店長として直面してきたトラブルに対して、「転職希望者自身がどのように解決に導いたか」という点は、大きなアピールポイントになることもあるのです。また、多くの問題を解決に導いている実績があれば、好印象を持つ求人企業もたくさんあるでしょう。
実際に、求人企業の面接に同席していると、「パチンコホールの営業中に、◯◯で困った場合は、どうしましたか?」という質問を転職希望者にしていることが多々あります。「◯◯」とは、どのパチンコホールでも多かれ少なかれ必ず起こるようなトラブルが入ります。なので、「そんなことはありませんでした」と逃げることはできません。
この質問では、転職希望者が、「パチンコホールで起こる問題に対する考え方や姿勢」を見ています。
そのため、面接の準備では、「成功事例」だけでなく、「失敗に対してどのように対応したか」という事例もいくつか用意しておくようにしましょう。マイナスをプラスに変える力は、非常に大きなアピールポイントになるということを忘れないようにしてください。
3.まとめ
パチンコホールで店長など役職で働いてきた経験がある人に対して、求人企業が求めるスキルはいろいろあります。パチンコ台のメンテナンスや新人スタッフの育成、営業管理など、「あったら高ポイント」なものはいくらでもあるのです。しかし、その中でも特に重要視されがちなのが、「問題解決能力」です。パチンコホールで働いていれば、多かれ少なかれトラブルは付きものです。
そんな時、パチンコホールの店長としてどのような動きをしたか、というのを求人企業は見ています。面接に備えて、過去のトラブルとそれに対する自分の行動について思い返してみると良いでしょう。