30〜40代の転職希望者に必要な力
パチンコ転職ポイント 2018/1/2
パチンコ業界で転職したいと考えている人には、さまざまな年齢の人がいます。10代の転職希望者がいれば、50代の転職希望者もいます。どんな年齢の転職希望者も、「自分の力を発揮できて、希望条件を満たしているパチンコホール企業に転職したい」と、みんな同じように頑張っています。
その中でも、私たちが特に多く担当するのが、30〜40代の転職希望者です。
30〜40代は、ある程度パチンコ業界での経験を積んでいたり、スキルを身に付けていたりすることが多いので、即戦力として求められることも多いでしょう。そんな、30〜40代の転職希望者には、「持っていると比較的、求人企業から好印象を持たれるスキル」というものがあります。
1.30〜40代に求められること
30〜40代の転職希望者に求められるスキルと聞いて、「求人企業は、キャリアや知識、スキルなどを求めているのでは」と思うことがあるかもしれません。30〜40代となると、役職に就いている人も多く、特に店長といった管理職経験者が多いことから、「パチンコ業界でのスキルや経験が必要なのではないか」と考える人が多いのです。
しかし、パチンコ業界でのスキルや経験ももちろん必要ですが、それ以上に、「柔軟な発想力」「失敗を恐れない行動力」「順応性」が求められる傾向があります。
30〜40代になってくると、ある程度自分のやり方や仕事への向き合い方が定着してきて、それを変えることはなかなか難しくなってしまいます。しかし、パチンコホールが変われば、当然のことながらやり方も変わってきます。そこに合わせた仕事の仕方をしていかなくてはいけません。そのため、考え方が凝り固まっていたり、「自分は自分、これでずっとやってきたんだ」と頑固になってしまったりすると、新しい環境で、なかなか活躍できなくなってしまいます。
2.経験やスキルを活かしてどのように仕事をしていくかが大切
もちろん、最低限のパチンコ業界でのスキルは求められます。なぜなら、求人企業は、「なるべく早く会社を担う即戦力となるようにしたい」と思って、30〜40代の転職希望者を採用するからです。30〜40代の転職希望者ならば、それだけでなく、以前のパチンコホール企業で培ってきた能力やノウハウなどを、自社で活かしてほしいという気持ちもあります。
なので、基本的には、パチンコ業界での経験を、新しい会社でどのようにして馴染ませていくかが大切です。求人企業の面接においてもそのような質問が多く、「営業におけるケーススタディの質疑」や「会社として大きな判断を下すときに、何を大切にするか」などを聞かれることが多くなります。
このような質問には、明確な模範解答がありません。そのため、転職希望者にとっては、非常に難しい質問になってくるでしょう。しかし、難しいからといって、一般的でありきたりな回答をしてしまうと、求人企業から、「この転職希望者は、自分の能力やスキルについてあまり考えられていない」「これまでの経験でスキルを身に付けていない、活かせていない」と思われてしまい、残念な結果が出てしまうこともあります。
たとえ、失敗する可能性があり、多少リスクがあっても、「これをやれば稼働(売り上げ)が伸びる可能性がある」と自分の考えを断言できるくらいの人材が好まれる傾向があります。なぜなら、求人企業は、30〜40代の転職希望者には転職後、これまでの経験を活かして自社にプラスアルファの効果を与えくれるような人材を求めているからです。これまでのパチンコ業界での経験と発想力、強い決断力を持ちながら、新しいパチンコホール企業に一社員として適応できるという謙虚な姿勢があれば、年齢に左右されることなく、いい印象を与えることができるでしょう。
3.まとめ
私たちの元にくる転職希望者は、30〜40代が多く、それくらいの年齢になると、ある程度、パチンコ業界の経験やスキルを積んでいて、求人企業も即戦力として採用することも多くなります。
しかし、面接のときから気を付けてほしいのが、この経験やスキルばかりを前面に押し出さないということです。経験やスキルはあくまでも武器です。それをつかって何をしていきたいか、どのように活躍していきたいか、をアピールするようにしましょう。柔軟な姿勢を持つことで、面接だけでなく、入社後もスムーズにやっていくことができるのではないでしょうか。