パチンコ業界での転職を成功させるために
パチンコ転職ポイント 2018/10/4
現在働いているパチンコ企業からの転職を考える時の理由として、「パチンコ企業の今後の出店が見込めない」「今以上のキャリアアップが見込めない」「給与ベースが何年も変わらない」「家庭の事情」など様々な理由が見られます。
そして、転職理由を解消できるパチンコ企業を探すのが転職活動となりますが、求人企業を探す前にしなくてはならないのが、自分自身のキャリアの棚卸し・自己分析となります。
特に役職経験者であれば、転職活動での重要なポイントとなるのがパチンコ店舗での実績でもあるため、より具体的な事実を思い起こすことが必要になります。
1.パチンコ店での仕事についての棚卸し
転職希望者に多く見られる職務経歴書の内容は、経験してきた業務内容や昇進昇格のタイミング、パチンコ店舗の数値実績が記述されているものですが、単純な時系列による経歴の羅列や箇条書きでは、自身のアピールには繋がりません。
その実績の背景にある自分自身の取り組みや強みについて振り返ったものが重要になってくるのですが、こうした内容の職務経歴書がとても少ないと感じます。
これは、在籍していると自分自身を客観的に振り返る機会が無いため、仕方ない面もあります。しかしパチンコ店の役職者として、日々の営業で苦しんだことや、妥協せずに取り組んで得た結果についての背景は、自分自身でしかわかりませんから、こうした部分をしっかり記載して大きくアピールすることはとても大切になります。
他の転職希望者とは異なる、自分自身だけの体験を記憶が鮮明な内に何かに記録したり、振り返っておくことをお勧めします。
2.自信を持って自己アピールを
職務経歴書の最後に、自己アピールを記述するものがありますが、内容が薄いものや人物像が伝わってこないものが多く見られます。
ところが実際に会ってお話しを伺うと、パチンコ店での大変素晴らしい体験や、営業実績を出した人は多くいるのです。
そしてそのことを伝えるまでの実績ではないと遠慮している場合多いようです。
しかし、こうした考えはマイナス要因になりやすいのです。求人企業担当者は、書類選考の段階で、自社で輝ける可能性がある人なのかを読み取り、そして面接の場で実際確認をします。
そして、その経験を自社で活かして欲しいと考えていますが、パチンコ企業の実績を転職先ですぐ発揮できる人とは、求人企業担当者は思ってはいないでしょう。
会社や現場に馴染むにはそれなりの時間を要することは誰しもが思うことです。
しかし、少なくとも選考の段階で脱落しないためには、自分自身のできることを目一杯伝え、求人企業担当者に読み取ってもらう必要があるのです。
3.自身の思いや考えもアピール
実績数値も重要ですが、それ同じくらい重要な要素に、自身が考えるホール運営への思いや考えがあります。
それは役職者として、自身のホール運営をどのような思いやコンセプトで取り組んでいたかという部分です。求人企業にそうした部分も伝えることが出来れば、人物評価の要素として大きなポイントとなります。
例えば店舗運営の方針や方向性はどのように設定したのか、競合店対策としてどのような施策を持って取り組んだのか、あるいはスタッフに対してどのような施策でモチベーション向上を計っていたのか、などを出来るだけ具体的に記述してください。
自己アピールの大事な部分となります。このような内容も職務経歴書にしっかりと記述することができれば大きな評価に繋がります。
4.自分に自信を持つことが成功への近道
転職を成功させるためには、自分自身の強みを求人企業に伝えなくてはなりません。
転職は他社の人との比較が多くなりますから、あまりにも謙虚になりすぎて、自己評価を遠慮して低くしてしまうとなかなか良い話にならないということもあり、とてももったいないことです。
そしてどの転職希望者も、同じような内容の職務経歴書を作り上げてしまう傾向があります。
ですから、遠慮や配慮は極力排除して積極的に自分を売り込む姿勢を持ってください。そして自己分析をしっかり行い、他の転職希望者との差をつける自己PRを最大限に行ってください。
自信を持って自己をアピールすれば、求人企業の評価も良くなり内定への近道になります。自分を一番アピールできるのは自分自身だけなのです。