自己PRのポイント｜パチンコキャリア転職ニュース

求人企業との面接においては、前パチンコ企業の退職理由や、求人企業への志望動機確認と併せ、転職希望者の自己PRが行われます。

この自己PRは、面接合否を決める上で大変重要なものであり、求人企業担当者に響く内容のものであれば、内定に近づける決め手となりますが、逆に、求人企業に響かない平凡な内容あれば、面接の良い流れを鈍化させてしまうものにもなります。

１．自己紹介と自己PRは別のもの

面接は、会社や面接担当者によって質問の内容・順序がまったく異なるものとなります。

多くの場合、面接の冒頭で自己紹介を求められることが多いのですが、いきなり自己PRを求められる場合や、自己紹介と自己PR同時に求められる場合があります。

「自己紹介」と「自己PR」の違いが理解できていないと、内容が重複したり、自己紹介と自己PRが入り混じってしまい、求人企業担当者に弱い印象しか残せなくなります。

２．ありがちな自己PRは効果もイマイチ

また、パチンコ業界転職希望者に多く見られるのが、パチンコ店舗での勤怠面の良さや、ボランティア・地域貢献活動への取り組みのPRです。

勤務での無遅刻・無欠勤を伝える場合、それは自分自身の真面目さをPRするものですが、パチンコ業界の主任職を経験した人であれば、ある意味あたり前のことであり、求人企業にPRする内容としては物足りないものとなります。

また、ボランティア活動も、休日や時間外に取り組むのは素晴らしいことですが、現在では数多くの企業が様々な形で取り組んでおり、参加することだけでPRするのは難しくなっています。

３．具体的な成果から

まずアピールしたいのは、自分が成功させた案件やプロジェクトなど、前職での成果内容です。そして、ここでポイントとなるのが数字です。

具体的な内容を取り上げ、数字で示すことで客観的なデータを相手に提示することができます。成果をわかりやすく説明することができれば、求人担当者は転職希望者の具体的な活躍やビジョンをイメージすることができるでしょう。

４．失敗体験も有り

成功事例はもちろん大切なのですが、実は、失敗事例から何を学んだかを伝える方法も、求人企業からの評価が上がります。

「パチンコ店舗に大きな損失を出した失敗体験から段取りの大切さ、計画性の重要性を学んだ」「あるいはチームの負の連鎖から、価値観を押し付けない・コミュニケーションの大切さを学んいだ」など、求人企業担当者に伝えられると評価が高くなります。

５．何をもたらすことが出来るのか

次に、自信が持っているスキルや経験が求人企業にどのように役立つのかを伝えましょう。求人企業はは転職希望者が自分たちと一緒に働く時に、会社に貢献してくれるかどうかがイメージできます。

内容としては、集客やスタッフの統率やコミュニケーション方法などなど、貢献できそうなポイントを具体的な方法も含めて話します。また、他業種などの変わった経験も伝えることができれば、より新鮮な印象を残すことができます。

６．入社後のキャリアビジョン

さらに入社後に、どのようにキャリアをのばしていきたいかについても述べると、印象がグッとよくなります。求人企業にとっても、どのように長年勤めてくれるのかというビジョンはとても大切です。

与えられた仕事をこなすだけでなく、将来的にはどのようなポジションで働きたいのかなどを明確に提示することで、転職希望者への理解が深まり、期待も高まるでしょう。

７．求人企業が求めているもの

求人企業が採用を決める段階で考えることは、自社で活躍し長く働ける人材なのか、直ぐに退職してしまわないか、という点です。

長い時間をかけて採用した人が早期退職してしまったら、それまでの労力が全て台無しになってしまいます。しかし、入社した人を離職させないためにしっかりと指導をしない、言うべきことを言わないということは本末転倒なことであり、ひいてはパチンコ企業全体の弱体化につながります。

パチンコ業界が厳しい情勢だからこそ、逆境を経験し耐え抜いた転職希望者に魅力や期待を感じるのです。