履歴書は転職活動時の最重要アイテム
パチンコ転職ポイント 2019/1/22
パチンコ業界での転職活動において、履歴書というものは求人企業との面接の際、質問を始める前にチェックされる最初の確認項目となります。
この履歴書を見た面接担当者の印象により、その後の面接の流れが作られるといっても過言ではありません。近年は、履歴書の手書き作成を重視する求人企業も少なくなり、パソコンで作成したものを提出しても大きな問題にはなりませんが、パソコンで作成したものであっても、心をこめて丁寧に作成しなくてはなりません。
1.ある主任職経験者の求人企業からの評価
先日、パチンコキャリア転職に登録し転職活動を行った人がいました。その転職希望者はパチンコ業界に5年間在籍し、主任職まで経験した人でした。
20代という若さと、人当りの良い性格がサービス業向きであり、どこの求人企業からも内定をもらえるような人でしたが、求人企業の面接を5社受ける中で、内定を1社からももらえない結果となっていました。
求人企業担当者から言われたことは「履歴書が乱筆で読む気にならない」「記述が少ない割に、希望欄への要望事項が多い」と履歴書に関することが多くフィードバックされていました。
これは一例ですが、転職活動は履歴書など書類作成時からスタートしているものです。書類の印象が悪い時点で既にマイナスとなってしまい、面接にたどり着けない、あるいは採用結果が出ないとうことになってしまいます。
2.求人企業担当者がチェックしている項目
過去、求人企業から履歴書に関して注意された項目としては以下のようなものがあります。
・誤字脱字の多さ
・履歴書を作成した日付がかなり前である
・年齢が間違っている。
・高校や大学の卒業年度や、過去在籍したパチンコ企業の入社年月・退職年月が間違っている。
・履歴書にパチンコ配属店舗や業務内容などが細かく書かれている。
いずれも基本的なミスであり、こうした内容が目立つ履歴書では、自ずと結果が見えてしまうものです。また、履歴書はシンプルに作成することが大原則です。
主任職者であっても、昇進の流れやパチンコ店舗の業務内容は職務経歴書で記述して下さい。
3.職歴に矛盾がないか
職歴は、履歴書の中でも求人担当者が最も注目するところです。書類に記載した内容が事実であるかどうかを確かめるため、あるいは具体的な仕事の内容を知るため、突っ込んで聞かれる部分でもあります。
また、転職回数が多いとその点についても聞かれるでしょう。全ての職歴を簡潔に記載した上で、「なぜ転職したのか」といった質問にしっかり答えられるよう、準備しておくことが大切です。
4.好感度の上がる志望動機
履歴書を書く時に、書き方次第で大きく印象が変わる項目があります。それは「志望動機」です。
志望動機において、今後チャレンジしていきたいことなどをしっかり記載することができれば、仕事に対する熱意を印象付けることができます。
そして転職では曖昧な志望動機はマイナス要因となりますので、求人企業に対してどのような貢献ができるのか、入社後のビジョンや目標などを具体的に書くことで、イメージは大きく高まります。是非ほしい人材だと思って貰うことが大切になります。
5.趣味・特技欄もしっかり書く
意外なポイントもあります。それは「趣味・特技」の欄です。仕事とは直接関係のない内容でも、その人となりを判断する材料になります。
履歴書で好印象を残すには、ここも手を抜くことなくしっかり書くことが大切です。もちろん、ここでの情報が面接での話題になることも多いので、単に趣味や特技を書くだけではなく、そこから学んだことや趣味の活動を通じて広がった人脈、コミュニケーション能力などをアピールできるととても良いでしょう。
6.完成度の高い履歴書が必要
昨今のパチンコ転職市場においては、1つの求人枠に対して何人もの転職希望者がエントリーをしている状況です。面接で同じような評価を得た転職希望者であれば、求人企業は丁寧で内容のある履歴書を作成している人の方を選びます。
そして何よりも、履歴書をしっかりと作成している場合、その後の面接が良い流れが作られる傾向に対し、そうでない履歴書だとマイナスから悪い流れとなり、、不採用の方向へ進むようになるものです。
履歴書は、求人企業と転職希望者をつなぐ最初の重要な書類ですから、読む人のことを考えて、基本的なマナーを守りながら、見やすくオリジナリティーのあるものに仕上げることが大切です。完成度を高め、書類選考を通過できる履歴書を作り上げましょう。