履歴書の見落としがちな項目「趣味」編
パチンコ転職ポイント 2019/1/24
パチンコ業界で転職活動を進めるにあたっては、履歴書と職務経歴書が必ず必要になります。
主任職経験者であれば、職務経歴書で自分自身のパチンコ実績をアピールするためにしっかりと中身を作成しますが、履歴書に関しては、学歴や社歴以外の部分はそれほど時間をかけずに作成する人が見られます。
しかし求人企業担当者は、履歴書・職務経歴書のどちらも重要視しており、伝わらない内容と感じた時は、そのまま面接結果に表れることもあります。
今回はパチンコ業界で転職する際の「趣味」欄について考えてみます。
1.趣味を書く理由
そもそも履歴書の項目の中に「趣味」はなぜあるのでしょうか? 実は転職希望者の個性や人柄を表す重要な部分となるのです。ですので、この部分の記入も手を抜くことは出来ません。
会社ではたくさんの人が働いています。仕事を続けていくためには、仕事の能力はもちろん、その会社に馴染めるかも重要です。履歴書の趣味欄は、その人が持つ嗜好や人柄を担当者に伝えることが出来るとても良い部分なのです。
では、どのように書いていけば良いのでしょうか。
たとえば「趣味は読書」と記述する転職希望者は多く見られますが、その場合、単に「読書」と書くのではなく、どのような本をどのぐらいのペースで読むのかなど、具体的な内容を記入すると求人企業担当者に伝わり易く印象も良くなります。
また「趣味はスポーツ」という場合も、フルマラソンの経験がある、サッカークラブに所属しているなど、具体的の記述することで、転職希望者のパーソナリティを知る手がかりになり、パチンコ店舗で活躍する姿がイメージしやすくもなります。
2.専門的なものやパチンコ業界で難しいものは避ける
一般企業などでは「趣味は海外旅行」と記述するケースは見られます。この「海外旅行」というのは、転職希望者の行動力や社交性を求人企業にアピールできる恰好の内容となりますが、パチンコ業界においては、まとまった休みを取ることがまだ難しい求人企業もあり、入社後のシフトトラブルも想定されてしまいます。
またあまりにも専門的で特異性のあるものは、入社してからの周りとの協調性などから、どうしても求人企業からは敬遠されてしまう傾向があります。
3.趣味が無い場合は身近な作業から見つける
また、「自分にはコレという趣味がない」という人もいるでしょう。でも大丈夫です。趣味というと、人に自慢できるような高度な内容を想定しがちですが、そんなことはありません。
普段、何気なくしていることからでも趣味を見つけることが出来るのです。まずは、自分の日常生活を思い浮かべてみましょう。
毎日やっていることなら、様々なものがあるのではないでしょか。例えば「掃除」や「料理」、「ウォーキング」「ドライブ」、さらには「ボランティア」「撮影」「SNS」など沢山あるはずです。
「これを趣味と言っていいの?」と不安に思う方もいるかもしれませんが十分なのです。趣味で大切なことは「好き」という気持ちや「継続している」という事実です。
とは言え「趣味」ですので自然とその内容には詳しくなっているはずですから、趣味に関する基礎知識を答えられないと困ります。求人担当者に質問さても大丈夫なよう、ポイント部分はしっかりおさえておきましょう。
4.まとめ
主任職経験のある転職希望者は、即戦力としてのスキルや現場での推進力を期待されているため、趣味は関係ないと考えるかもしれません。
しかし、特に若い主任職者であれば、この趣味の欄で求人企業担当者との接点となり、今まで淡々と進んでいた面接が急に盛り上がっていくこともあります。
また入社後も、趣味の話題から社内ネットワークが広がり、他のパチンコ店舗との交流につながったという転職者の事例もある位です。そのため、この趣味の欄は、月並みなものではなく、求人企業の興味を引くための工夫を凝らすことが必要になるのです。