故郷へのUターン転職
パチンコ転職ポイント 2019/4/23
パチンコ業界で働いている人の中には、故郷を離れて仕事に就いている人も多く、将来的には故郷での就職を考えている人も少なくありません。
全国に展開しているパチンコ店においては、故郷への配属を考慮してくれる企業もありますが、主任職経験者以上であれば、店長へのキャリアアップを踏まえると、いつまでも同じ地域で勤務することは難しいものとなります。
家庭を持っていれば、家族のタイミングが転職に影響することも大いにあります。果たして故郷での転職はどのタイミングで進めるのが一番良いのでしょうか?
1.Uターン、Iターン、Jターン
Uターン転職とは、出身地を離れて都市部などで仕事をしていた人が、再び出身地に帰って就職することを言います。
地元では家族や友人が近くにいたり、住居費などのコストを抑えられたり、通勤ラッシュから解放されたりなど暮らしやすいのがメリットです。
ちなみに、この逆で主に都会で生まれて都心で働いていた人が、地方にある企業に就職することを「Iターン転職」と言います。新たな環境に生活拠点を移す人生の大きな転職です。
また「Jターン転職」というものもあり、これは出身地を離れて都会などで仕事をしていた人が、地元とは異なる地方で就職することを指します。
Iターンと同じく新たな土地での生活となるため、生活や経済環境などを転職を決める前に確認することが大切です。
2.地方パチンコ企業の実情
現在のパチンコ業界は、店舗数や1人あたりの遊技費用の減少、パチンコ参加人口も年々低下するなどマイナスの話題が多く報じられています。
特に中小のパチンコ企業にとってダメージが大きく、今後もこの流れが続いていくと、多くのパチンコ企業が厳しくなると予想されています。
地方のパチンコ中小企業にとっては「今」直面する問題がとても重要であり、「今」を変えられる何かを、多くのパチンコ企業が求めています。
3.地方パチンコ企業の求人状況
多くの企業では若い人へ向けた求人や、より経験の浅い役職求人へとシフトしている傾向にあります。
しかし、その求人枠とは別に、上記のような厳しい状況のパチンコ企業からは、現場で推進力を発揮できる実力者を常に求めている状況も確実に存在します。
そのような能力のある転職希望者であれば、地元に転職できるチャンスがあります。
4.Uターン転職の志望動機
まず大事なポイントは、通常の転職とほぼ変わらないということです。
志望動機として「地元に戻りたいから」だけではUターン転職の動機として弱いと言わざるを得ません。
地方企業ほど、今の状況を改善する力のある経験や実績を望んでいます。
ですので「自分のスキルや経験を地元企業で活かしたい」「地元企業のなかでも屈指の貴社で自分のスキルや能力を試したい」「地域活性化に貢献したい」など、具体的で熱意を感じさせやすいものにしましょう。
これは都会の企業への志望動機と何ら変わることはありません。
5.Uターン転職の活動の仕方
Uターン時の転職活動は「なるべく早くから転職活動に取り組み、長期スパンで探す姿勢」が必要です。
これは年齢が上がれば上がるほど重要になってきます。特に40代に入ると「マッチする求人がない」というケースが増えてきます。
その理由は、今の日本の転職市場では30代までをターゲットとした求人が多いからです。
都心部でも40歳を超えると、求人のチャンスが減り、転職のハードルが一気に上がります。結果、年齢が上がるほど、長期スパンで探す姿勢が必要になってくるのです。
6.地元の求人情報は常にチェック!
地方の求人数は都会に比べて少ないのが現実です。希望の職種や待遇になるべく近い条件で転職できるように、情報はこまめにチェックしましょう。
気になる求人を見つけたらすぐに応募するなど、早めの行動を意識することがUターン転職成功の基本です。
もちろん転職支援サービスを活用したり、地元の求人誌や地元紙の求人情報なども入手できると役に立ちます。
家族や親戚、親しい友人などに、地元の求人情報のチェックをお願いするのも良いでしょう。
7.まとめ
Uターン転職には、生まれ育った地元で働き、地元に貢献できるという魅力があります。
さらに、都心よりも経済的な負担が減って暮らしやすくなる可能性がある点もメリットです。
しかし、地元に帰って就職したいと考えても、求人数や職種の少なさから、なかなか転職が決まらない場合も多くなります。
できるだけ長いスパンで活動し、チャンスやタイミングを待つことが大切です。