「時間がない」と言う前に見直すべき3つのこと
転職雑記 2019/11/28
社会人になると、学生時代とは違って時間のやりくりに苦労する人が増えます。
「時間がない」「忙しい」が口癖になって、いつも何かに追われていたり、眉間にしわを寄せていたりする人も実際には時間を上手にやりくりすれば、もっといろんなことに取り組むことができる場合があります。
特に役職者はやらなければいけないことが増えるだけでなく、部下のマネジメントをはじめとするさまざまなことで少しずつ自分の時間を削られてしまうこともあるでしょう。
そうした時こそ、時間の使い方をしっかり意識することが大切になります。
では、具体的にどのような部分を見直せば時間をつくり出すことができるのかを見ていきましょう。
1.物事に優先順位をつける
当たり前ですが、仕事にはステップ(段取り)や納期があり、「今すぐやらなければいけないこと」と「後回しでもいいもの」があります。
しかし、時間の使い方が下手な人は仕事の優先順位をつけるスキルが高くなく、ついつい目の前の仕事に没頭しがちになるのが特徴です。
なので、自分がたずさわっている仕事の納期と優先順位を常に意識するだけでなく、毎日仕事に入る前にはその日の段取りを確認するようにしましょう。
そうすれば、予想外の出来事が起きた時にも自分の仕事をふかん的に見て、柔軟な対応をすることができるようになります。
2.断ることを覚える
他人よりも多くの仕事を抱えることや他人よりも忙しくしていることが「できる人の証拠」と考えてしまいがちです。
しかし、自分の許容量以上の仕事を引き受けてしまい、結果的に納期を守れなかったり、中途半端な仕事をしたりするようでは意味がありません。
自身の許容量を超えてしまう仕事については安請け合いせず、時には断る勇気を持つようにしましょう。
また、仕事が忙しい時や体調が悪い時に退社後の飲み会に誘われた際も、決して無理をせずに断ることが大切になります。
3.休憩時間と睡眠時間を確保する
一日限りであれば、徹夜をして乗り切るのもいいでしょう。
しかし、一週間単位やもっと長いスパンで忙しい仕事をこなしていくためには無理は禁物です。
睡眠時間をきちんと確保できず、集中力の低下によってつまらないミスをしたり、体調不良におちいったりすることがないように注意しましょう。
また、日々の仕事の中でもこまめなリフレッシュ休憩は大切になります。休憩時間で心と体を休め、オンとオフの切り替えをすることが仕事の効率化にもつながっていくでしょう。
4.まとめ
「いま忙しいから」と言って打ち合わせの時間を変更してしまったり、会社行事にひとりだけ遅れてきたりする人が身の回りにいないでしょうか。
自分よりも多くの仕事を抱えているはずの人がテキパキとこなして先に帰り、自分の方が遅くまで残るようなことになっていないでしょうか。
ほんの少しだけ意識や取り組み方を変えてみれば、時間は簡単につくることができるのです。
もう一度自分のことを省みるだけでなく、身の回りで時間の使い方がうまくいっていない人がいたら、さり気なくアドバイスを贈ってあげると良いかもしれません。