ハロー効果 まぶしさに目がくらんだから…!?|マーケティングに役立つ行動心理学
パチンコ店の仕事・スキル 2020/1/30

人は興味のあるモノやサービスについて、その価値を判断する時、第三者や団体、数値など、影響力のある外部の意見や情報に影響されるやすい……これが「ハロー効果」です。
何かの特徴によって興味のある対象物についての判断が変わってしまう…。
例えば有名人が使っていて「とても良い」という評価を与えている場合、あるいは学者や研究者などその道の権威が推奨している、数値が凄い等々、本来は自分の知識や感覚で良し悪しや購入、見送りなど決定をするはずが、そうした外部からの「大きな特徴」付けによって意識しないまま自身の結論が影響を受け、変化するのです。
分かりやすい例で言えば、「容姿が良い=育ちが良い」「英語が話せる=仕事ができる」などはその最たるものです。
私たちは初めて出会う人の「第一印象」だけでも、既に「ハロー効果」を受けていると言って良いのです。
「ハロー効果」は、合理的な判断よりも何かに影響されて自己の判断を歪めてしまうという、マーケティングの常套手段とも言える「認知バイアス」の一つです。
マーケティング手法には、こうした「認知バイアス」の手法がとても多いので覚えておいてください。
ちなみにこの「ハロー」は英語でHalo、「後光」のこと。英語のHello(こんにちは)ではありません。後光とは、宗教画などにで出てくる神様の後ろに広がる「光輪」や「光彩」を指します。
ある権威(人物、情報、力、数など)の「後光」に影響されて、無意識に勘違いしてしまうというわけです。
ハロー効果という言葉が初めて登場したのは、1920年にアメリカの心理学者エドワード・ソーンダイクが著した論文からです。
ハロー効果の具体的な例として一番多いのが商品のキャッチコピーでしょう。
「セレブ○○さんもご愛用」
「宮内庁御用達」
「3年連続○○賞受賞」
「〇〇〇ランキング1位獲得」
「〇〇〇研究所との共同研究により」
「〇〇〇総研データでも実証」
こんな文言を見たことはありませんか?
こうしたキャッチコピーは、商品やサービスをより良く見せる効果があるのです。
人は何かを利用、購入する際には、価格やサービス内容はもちろん、他との比較、タイミングなど、様々な要素を考慮して意思決定をします。
どの要素を重視するかは人によって違いますが、上記のような様々な【尾ひれ】情報によって、簡単にコントロールされてしまうのです。
これはホールでもかなり応用できそうですね。
「店長も真っ青になるくらい…」
「〇〇〇さんも(有名ライター)も推奨」
「〇〇〇本に掲載されました」
「メーカー一押し」
「稼働100%」
「全国導入率№1!!」
などなど。
広告規制の関係もあってなかなか使いづらい部分も有りそうですが…。
現代では、情報の影響力は絶大なものがあります。特にSNS系から発信される情報は影響力があり、ユーチューバーなどの発信力と影響力はテレビCMを上回るものがあります。
以下に、そうした影響力のあるものを列記してみましょう。
・SNS(LINE・Twitter・Facebook・ブログ等)
・口コミサイト
・ランキングサイト
・専門家の意見、評価(有名店シェフ、大学教授、〇〇の達人など)
・有名人の言葉(俳優、モデル、ユーチューバーなど)
・受賞歴や受賞タイトル(モンドセレクション、アカデミー賞等)
・実績数や売上金額などの数値(販売累積100万本など)
・皇室御用達の文言
・有名企業の商品
etc
これらの情報を利用する方法や、世間一般はもちろん業界筋に影響力、発信力のある人物(や言葉)を利用するのが「ハロー効果」の重要ポイントになります。