仕事の価値観とは
パチンコ面接ポイント 2024/4/9
面接で受ける質問の中で、「あなたの仕事の価値観を聞かせてください」と問われることがあります。
「仕事の価値観」は人それぞれで漠然としているため、はっきりと説明できない人も多いのではないでしょうか。
面接をスムーズに進めていくためにも、仕事に対する価値観を持っておくことが大切ですが、そもそも仕事に対する価値観とはどんなものでしょうか。
1.『仕事の価値観』の必要性
そもそも、なぜ仕事において価値観が必要なのでしょうか?
それはズバリ『転職活動で迷わない』ためです。
転職活動ではさまざまな選択肢があり、魅力的な企業もたくさんあります。
多くの企業を見ているうちに、就職したい企業が分からなくなってしまうことがあります。
また、逆になかなか内定が出ない時などには、とにかくひとつでも多くの企業を受けようとして本来の目的を見失うこともあるでしょう。
就職先に迷ってしまうことはよくあることです。
そんな時、自分の中で大切にしている『仕事の価値観』を認識していれば、悔いのない選択となる可能性が高まるはずです。
2.『仕事の価値観』とは
『仕事の価値観』とは、結論から言うと「仕事をする目的や意義」と言えます。
ただし、価値観は「自分だけ」のものなので、他の人とは違う場合がほとんどです。
10人いたら10通りの価値観があるということになります。
仕事の価値観をイメージすると、「お金」や「やりがい」、「充実感」などをイメージしやすいですが、それだけではありません。
代表的な『仕事の価値観』の例をいくつか挙げてみますので、自分の仕事の価値観を考えるときの参考にしてみてください。
①自分の存在価値を感じたい
②仕事を通じてやりがいや生きがいを感じたい
③仕事を通して自己実現をしたい
④仕事で人の役に立ちたい
⑤社会とのつながりを感じたい
あなたの仕事の価値観に近いものはありましたか?
漠然と仕事を探していては良い会社に巡り合えません。
より良い転職先を探すには、しっかりと自分の仕事の価値観を持っておくことが大切です。
自分なりの価値観を持って就活を進めていきましょう。
3.面接官が『仕事の価値観』を聞く意図
面接官が仕事の価値観を聞く意図は、第一にその人の仕事の価値観が社風と一致するのかを確認することにあります。
仕事の価値観は仕事をする理由の根底にあるものですから、もし社風と合わないものであれば、その企業にふさわしい人材ではないと判断される可能性があります。
そもそも仕事の価値観が社風と合っていなければ、仕事を続けることは難しいでしょう。
価値観と社風が完全に一致している必要はありませんが、大きく考えて同じ方向を向いている必要があります。
もう一つは、面接者の人柄を見る場合です。
面接官はその人の個性を見抜こうと考えています。
仕事はお金を稼ぐための手段と割り切っていれば合理的な印象がありますし、仕事を自己実現のための手段と考えていれば向上心が高いなどの印象を得るでしょう。
仕事の価値観をどのように捉えているかは人によって違いますので、個性が大きく出る部分でもあり、さらにその人の本質まで見られる場合もあります。
面接では面接者のことを少しでも知るために質問がされますので、自身の仕事に対する価値観をしっかり認識して回答するようにしましょう。
4.価値観の注意点
「お金」を仕事の価値観として挙げる人も多いことでしょう。
これもひとつの価値観であり悪いことではありません。
ただし、質問へ回答する場合に伝え方に注意する必要があります。
ストレートにお金を強調しすぎると面接官の印象が低下する場合がありますので、成果として高い給料が得られるというように、婉曲的に伝える方がベターです。
『仕事の価値観』を持つことは面接の対策として必要なだけではなく、自分に合った就職先を見つけるためにも必要なことです。
何の指標もなく自分に合った企業を見つけることは容易ではありません。
自身の価値観を明確にして転職活動を進めていきましょう。