仕事を辞めたくなった時どうすれば良いか?
パチンコ転職ポイント 2024/6/11
「仕事を辞めたい」と思いつつも、転職することへの不安で転職活動に踏み切れない人は多いようです。
でも、どうしても仕事を辞めたくなったら、どのように自分の気持ちと向き合えば良いのでしょうか。
本当に仕事を辞めるべきかどうかを判断するのは簡単ではありません。
しかし、無理して続けると心身のトラブルにつながる恐れもあります。
1.仕事を辞める理由
厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、転職者が前職を辞めた理由で最も多かったのが「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」でした。
次いで「職場の人間関係が好ましくなかった」「給料等収入が少なかった」「会社の将来が不安」などが挙げられています。
しかしながら『辞めたくなった時』に勢いで辞めてしまうと、こうした不安要素を解消できるかどうか見極められないかもしれません。
納得のいく転職をするためにも、十分な準備を行ってから退職について判断するのが理想です。
2.「仕事を辞めたい」時の判断方法
仕事を辞めることで抱えている悩みや問題が解決するかもしれません。
しかし、辞めてから後悔する可能性もあるため、辞める前にもう一度自身の気持ちを見つめなおしたり、デメリットなどを想定したりすることも大切です。
①自分の気持ちを見つめなおす
仕事を辞めたいと思った場合、まず、その理由を明確にしていきましょう。
「給料が少ない」「人間関係が悪い」「仕事が合わない」など、その根本理由を明らかにしないと、転職活動に悪い影響が出てしまいます。
転職軸がはっきりしないと結果が出ない、あるいは転職先で同じ悩みを抱えるなど悪循環に陥る可能性があります。
②退職・転職によって問題が解決するのか
抱えている問題が、退職や転職によって解決するかどうかを判断することも重要です。
せっかく転職に成功しても、また次の職場で同じ悩みを抱える可能性があるため、慎重に考える必要がります。
例えば、上司のパワハラが原因の場合、さらに上の上司や人事などに相談すれば、部署異動など退職しなくても解決できる可能性があります。
また、「給料が少ない」という場合も、額面や手取り以外にも労働環境や手当、福利厚生など給与面以外についても考慮する必要があります。
③辞めた時のデメリットを考える
現状では「仕事を辞めるメリットのほうが大きい」と思っていても、「実際に辞めてみたらデメリットの方が多かった」という場合もあります。
例えば「収入がなくなって生活が厳しくなった」「無職だと周囲の目が厳しい」「転職活動が上手くいかない」といった状況になり、結果「辞めない方が良かった」となりかねません。
④精神的な問題
ハードワークなどにより心身の不調などで精神的に疲れているなら、専門家に相談することをおすすめします。
休職という方法もあるので、心身のケアをしてから改めて転職について考える方が良い判断ができるはずです。
3.退職する前にやっておきたいこと
納得のいく転職を実現するためには、退職する前の準備が重要。勢いで辞めたりせず、客観視する努力が必要です。
①転職市場を把握する
現状、どのような求人があるのかを把握する必要があります。せっかく良いスキルや経験があっても、ニーズがなければうまくいきません。
市場のタイミングもありますから、転職市場全体の現状をじっくり観察してみましょう。
②自身の“市場価値”を見る
自身の“市場価値”を把握しておくことも重要です。
転職サイトに登録したり相談したり、あるいは会社を辞めずに実際に転職活動をして、自身の市場価値を把握してみることもありです。
③周囲に相談する
家族や友人、先輩に話を聞いてみましょう。
転職をした友人や元同僚などに転職体験談を聞いたうえで、自分と比較してみるのも良いでしょう。
転職するべきかとどまるべきか、参考になると思います。
4.辞めたくなったらリフレッシュも
「仕事を辞めたい」という気持ちがあるときは、ストレスが溜まって視野が狭くなっている可能性があります。
まずは休暇を取るなどリフレッシュして心身をリラックスさせましょう。
転職活動もポジティブな気持ちで取り組むことが出来るようになるはずです。