必須条件は本当に必須なのか?
パチンコ転職ポイント 2024/11/12
求人票にある「必須条件」とは、企業が求人募集を行なう際に求める最低限の経験やスキル、資格などを言います。
転職相談の現場で『必須条件を満たしていないけど、応募したい、何とかならないのでしょうか』といった、お悩みを聞くケースもしばしば。
今回は、求人の「必須条件」について、正しい情報と対応を確認していきたいと思います。
1.必須条件を満たしていなくても選考通過は可能
実は、求人情報に記載されている必須条件を満たしていなくても、選考を通過することは可能です。
企業にとって必須条件を満たしていることは『理想』ですが、必須条件の重要度が高くない企業も少なくないのです。
また、必須条件がタイミングによって変わることもあります。
条件を満たしていたとしても応募が多ければ落ちる場合があり、その一方で、応募が少ないといった理由で条件が緩和されることもあります。
その他にも、条件を満たしていなくても「やる気がありそう」「活躍してくれそう」という印象を感じられる人や、記載してある条件に近しいスキルを持っている人は、前向きに検討してもらえることがあります。
条件を満たしている人の方が有利になるのは間違いありませんが、諦める必要はありません。
2.専門資格の職種は注意
求人の中には、資格保有者しか行えない業務の場合もあります。
企業がそのような必須条件に設定している時は、その資格がない限り基本的に書類選考の時点で通過できないでしょう。
ただし、資格取得に向け勉強中の人や取得見込みがある人は、そのことをアピールすることで、書類選考を通過できる可能性があります。
企業によって必須条件に対する重要度が異なる場合もあるのです。
3.選考通過しやすい求人の特徴
必須条件を満たしていなくても、選考通過しやすい求人もあります。
以下の特徴がある場合には、応募してみると良いでしょう。
①人手不足の業界や職種
人手不足の業界や職種は、必須条件を満たしていなくても選考を通過しやすいでしょう必須条件よりも、働いてくれるかどうかが重要視される可能性が大きいのです。
また、応募者数が希望人数に満たなかった場合、必須条件を緩和して選考通過する人数を増やす企業もあります。
②研修制度が整っている
研修制度が整っている企業は、必須条件を満たしていなくても入社後に自社でしっかりと育成できるため、書類選考を通る可能性があります。
求人情報に「研修制度が充実」といった記載があった場合は、未経験でも安心材料になってきます。
③総合職採用
総合職採用の求人は、採用後の配属先がいくつかに分けられているため、必須条件を全て満たしていなくても選考を通過できる可能性があります。
④ポテンシャル採用
これは特に20代向けとなりますが、必須条件を満たしていなくても、増員などの積極的な求人であれば選考に通過できる可能性があります。
ポテンシャル採用を行う企業は、経験やスキルスよりも人柄や価値観、潜在的な能力などを期待して採用を行うので選考通過の可能性が広がります。
4.まとめ
まとめると、「必須条件を満たしていなくても応募することを諦めることはない」となります。
可能性を広げるという意味でも、求人に応募すること自体に制限を掛ける必要はないでしょう。
特に、人手不足の近年では未経験であっても歓迎されるケースは増えているので、積極的にチャレンジされることをオススメ致します。