業務の数値化で職務経歴書を魅力的にするコツ
パチンコ面接ポイント 2025/12/9
職務経歴書では、成果や実績を「数値」で示すことが非常に重要とされています。
しかし、営業職など明確な売上数値が出る職種に比べ、非営業職や経験が浅い方にとっては、数値化が難しく感じられることも多いのではないでしょうか。
とはいえ、実はどのような職種であっても、「業務の数値化」は可能です。
本記事では、数値化の意義から、具体的な方法、定量データがない場合の工夫までを解説します。
職務経歴書作成の参考にぜひご活用ください。
1.数値化は売上や達成率だけではない
「業務の数値化」というと、「売上を○○%達成」「新規顧客○○件獲得」など、いわゆる“花形実績”を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際には業務量や業務範囲、関与した頻度なども立派な数値化です。
業務にどれだけ関わり、どのような役割を担ったかを、定量的に示すことができます。
どの職種であっても、工夫次第で「伝わる数字」は見つけられます。
2.職務内容を振り返り、数値化のヒントを探す
もし今「数値にできる実績がない」と感じていても、過去の業務を振り返ることで、数値化のヒントが見つかることはよくあります。
・日常的な業務の量(例:毎月の処理件数、作成資料の数)
・業務改善の提案や実施回数
・関わったプロジェクトの規模や人数
・社内調整・サポート回数
こうした「見過ごされがちだった実績」も、数値として表現することで、職務経歴書の説得力が格段にアップします。
3.数値化の具体例
以下に職種別の数値化例を挙げます。自身の業務に当てはめてみてください。
■事務職
毎月の請求書発行:〇〇件
受発注入力:〇〇件/月
会議レジュメ作成:平均〇〇件/月
■人事職
面接日程調整:〇〇件/月
採用応募者対応:〇〇名
■職歴が浅い方
見積書作成:〇〇件/月
営業資料作成:〇〇件/月
業務改善提案:月〇件実施
こうした定量的な情報は、「この人はどれくらい業務に携わってきたか」がひと目で伝わるため、採用担当者の印象に残りやすくなります。
4.「課題 → 行動 → 結果」+数値化
数値を単に並べるだけでは不十分です。
「なぜその行動を取ったのか」「結果としてどうなったのか」を含めて記載することで、具体性と説得力が増します。
▼例
課題:「データ処理業務が手作業で非効率だった」
行動:「エクセルのマクロ機能を導入し、自動化を実施」
結果:「1件あたりの作業時間を40%短縮し、月間で新規業務を3件追加」
このように背景・行動・成果をセットで表現すると、再現性のある「成果」として伝えることができます。
5.定量データがない場合のアピール方法
数値化が難しい業務もあるかもしれません。
その場合でも、行動の具体性や影響範囲を丁寧に伝えることで、十分にアピールできます。
▼例
「問い合わせ対応の工夫により、クレーム数を削減」
「新しい業務システムに即時対応し、社内でサポート役として活躍」
「社内で唯一、〇〇ツールを習得し、営業チームを支援」
こうした経験は、“定性的な成果”として十分価値があり、採用担当者の評価対象になります。
6.まとめ
「業務の数値化」は、特別な成果を上げた人だけができるものではありません。
日常業務の中にも、アピール可能な数字は必ず存在します。
さらに、成果だけでなく「行動」「工夫」「取り組み方」などを含めて伝えることで、あなたの仕事に対する姿勢や成長力も伝えることができます。
ぜひ、職務経歴書作成時には「数値化」を意識して、自分の魅力を最大限にアピールしていきましょう。













