転職活動における自己アピール
パチンコ転職ポイント 2019/5/23
転職活動において、面接での自己アピールは、他の転職希望者との違いを出せる一番大きなポイントとなります。
求人企業の面接において、始まりから上手く質問に答えられなくても、この自己アピールの部分が上手くいけば、内定という結果を得ることはよく見られます。
では、どのように自己アピールを行えば求人企業に上手く伝わるものになるのでしょうか。
1.自己アピールと自己紹介は違う
面接では、会社や面接担当者によって質問の内容、順序が変わります。
面接の冒頭で自己紹介を求められることが多いのですが、いきなり自己アピールを求められる場合や、自己紹介と自己アピールを続けて求められる場合もあります。
このような時、「自己紹介と自己PRの違いは何か?」が理解できていないと、内容が重複したり、自己紹介と自己PRが入り混じってしまい、良い印象を残せないといったことも起こってきてしまいます。
2.自己アピールの基本
自己アピールは、面接担当者の質問に対しては結論から簡潔に述べるのが基本です。
最初に「私の強みは○○です」もしくは「私の長所は○○です」とアピールポイント簡潔に述べてから、「具体的には~」という流れで、経験したことや取り組んできたことの詳細を伝えていくと良いでしょう。
3.実績を具体的に伝える
自己アピールはできるだけ具体的に話してください。
主任職を経験した人であれば、「月6日の休みで働いていたため、体力には自信があります」「主任職を3年務めたため、コミュニケーションには自信があります」などが例となりますが、このようなアピールではいまひとつ求人企業に伝わりません。
たとえば「月6日の休みの中、欠勤者が出た際には早出・残業を率先して行ってきました」「主任職を3年務める中、3店舗の異動と部下80人と接していたため、コミュニケーションには自信があります」のように、具体的なエピソードや数字を盛り込むと求人企業に伝わるものとなります。
4.未来へとつなげる
また、過去の話に終始するのではなく、将来に向けた展開も重要です。
「私が前職の経験で得た○○は、御社で○○という形で役立てることができると思います」と、未来につなげようと意識していることを伝えてみましょう。
「自分の経験や能力が入社したら役立てられる」という、将来に向けた話は面接担当者へ大きくアピールすることできます。
5.成果と自己満足の違い
「同期の中で1番の出世頭でした」「最年少でプロジェクトメンバーに選出されました」
このような内容を伝えたい気持ちはわかりますが、実は、この内容では求人企業担当者には真意が伝わらないものとなってしまうこともあるのです。
「パチンコ店舗でお客様評価No,1を頂き続けたことで、同期の中で早く昇進することができました」「「パチンコ月間平均稼働の最高値を記録したことで、プロジェクトメンバーに選出されることができました」など、面接担当者には客観的な数値で理由を伝えないと、イメージがわかずには評価をすることができないという可能性があるのです。
6.求める内容に沿ったアピール
求人企業が求める内容によっては、アピール内容を変えることも必要です。
企業が求めるものを理解しないままアピールすると逆効果になる場合もありますので、求人企業の要望をしっかり把握して、アピール内容をアレンジできるよう準備しておきましょう。
求人企業との面接において、自己満足だと感じられてしまうアピールは素通りされがちですが、数値で伝える成果などの記述は、面接担当者が入社後の姿をイメージしやすくなり、結果、内定への近道になります。
転職活動が上手く進んでいない人は、一度自分自身のアピール内容を確認することをおススメします。