「くるみん」とは
転職雑記 2022/12/20

現在の日本では、女性の社会進出とともに育児と仕事の両立に悩む人が増えています。
そうした背景の中で、女性の活躍推進と少子高齢化による労働力不足の課題を解決するために生まれたのが「くるみんマーク」です。
これは、子育て支援に積極的な企業に対し、厚生労働大臣が認定を行う制度であり、認定を受けるには厳格な基準をクリアする必要があります。
本記事では、「くるみん」制度の概要、種類、認定基準についてわかりやすく解説します。
1.「くるみん」とは
「くるみんマーク」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、子育て支援に取り組む企業に対して厚生労働大臣が与える認定マークです。
一般事業主行動計画を策定し、その目標を達成し、基準を満たした企業が「子育てサポート企業」として認定されます。
2022年3月末、くるみんには3,795社、プラチナくるみんには484社が認定を受けています。
2.くるみんマークの種類と意味
現在、「くるみん」「トライくるみん」「プラチナくるみん」の3種類が存在します。
それぞれの認定基準のポイントを見ていきましょう。
【くるみん認定の主な要件】
・一般事業主行動計画を策定し、目標を達成している
・ 男性育休取得率10%以上、または独自制度とあわせて20%以上
・女性育休取得率75%以上
・ 育児支援制度や時間外労働の抑制措置の整備
・法令違反がない
など
【トライくるみん認定】
2022年に新設された、従来のくるみんよりも取得しやすい認定枠です。
・男性育休取得率7%以上、または独自制度とあわせて15%以上
・その他はくるみんと同様
【プラチナくるみん認定】
くるみん、またはトライくるみんの認定企業のうち、さらに高い水準の取り組みを行っている企業が対象です。
・男性育休取得率30%以上、または独自制度とあわせて50%以上
・育児支援だけでなくキャリア支援なども求められる
・有給取得促進、時間外労働抑制などの取組実績も必須
3.くるみんプラス(プラス認定)
2022年度からは、不妊治療と仕事の両立に取り組む企業を対象にした「プラス認定」も創設されました。
これは、くるみん認定に加えて与えられる追加認定であり、少子化対策の一環として注目されています。
4.認定企業のメリットと求職者視点での活用
くるみんなどの認定を受けた企業は、制度の整備だけでなく、実際に育児休業の取得実績があることが証明されています。
そのため、
・企業イメージの向上
・採用活動における優位性
・従業員満足度の向上
などの効果が期待され、取得を目指す企業が年々増加しています。
求職者にとっても、育児との両立支援や働きやすい職場環境が整っているかを見極める指標となるため、「くるみん認定企業への転職」は安心できる選択肢の一つといえるでしょう。












