転職活動に必要な客観的な視点
パチンコ転職ポイント 2019/6/4
転職して新しい会社の現場などへ入った時、「自分の思っていた職場と違う」ということが起こる場合があります。
様々な条件を考慮して慎重に選んだ会社でも、実のところは入ってみないと分からない事の方が多いのが現実です。
「これなら前の会社の方が良かった…」というこも決して珍しくはありません。
では、なぜこうした状況に陥ってしまうのでしょうか?
これは、転職する時に、現在の状況の理解が出来ていないことに起因しているのです。
1.ある主任職経験者の場合
パチンコ企業に新卒で入社して、6年間勤務する主任職経験者から転職のご相談がありました。
現在も主任として働いていますが、今のパチンコ企業でもう少し頑張り店長職を目指すべきか、早く店長職を任せてもらえるような他のパチンコ企業に転職するべきかと、いう悩みを抱えている方でした。
話を聞いていくと、この方は同期入社の中でも順調にキャリアアップをしており、現企業に大きな不満があるわけではありませんでしたが、入社してからの慣れでマンネリ化してしまった環境を変えたい、ということを強く感じているようでした。
こうした内容の相談は珍しい事ではありません。このようなタイプの人にとって大切なことは、「現状は客観的に見てどうなのか」を知ることです。
2.自分や環境を客観的に分析する
転職活動は、あなたがどうしたいかということも大切ですが、求人企業があなたをどう見るかによって、その結果が変わります。
また、自分が置かれている環境はどうなのか?とうことを知り、自分や環境を客観的に分析することが出来れば、自ずと転職先の企業を選ぶ基準も変わり、“成功した”と言える転職の近道になりえるのです。
では、どうすれば客観的に自分と環境を知ることができるのでしょうか。
3.自己分析の方法
難しい部分もありますが、出来ることはあります。まず、友人や親しい人からの評価を聞いてみましょう。
「自分の長所は何か」「短所はどこか」。
簡単な質問ですが、十分に役に立つものです。身近な人だとどうしても優しい言葉が多くなるかもしれませんが、ときに厳しい言葉をもらえれば貴重な情報となるでしょう。
また、現職での評価を振り返ることも重要です。これまでの人事評価の資料に改めて目を通してみましょう。
良い評価もあるでしょうが、思い出さないようにしていた厳しい評価はありませんか?
「自分を査定する資料」はそうは得られるものではありません。ぜひ、冷静な目で評価を確認してみてください。
4.環境比較としてのサイト利用
さらに、パチンコ転職支援サービスを利用し、実際に面接へ赴いて他のパチンコ企業の考え方に触れることは、自分自身の置かれている環境を知ることに繋がります。
求人企業の担当者から社風や評価制度、営業面や人材面の考え方を聞いた上で現在働いているパチンコ企業と比較をすることができれば、「こんなはずではなかった」というような状況に陥ることを防ぐことになります。
環境を変えたいという理由で安易に転職をするのではなく、きちんと比較をした上で転職するかどうかを判断できるのです。
5.求人企業の考えと転職希望者の考え
転職希望者は、「曖昧で中途半端な気持ちで面接に行くのは失礼ではないか」、と考えるかもしれません。もちろん面接を受ける最低限の準備物は必要ですが、一次面接は求人企業と転職希望者のお互いの考えを知るという場であります。
そして何より、転職支援サービスを利用する求人企業は、在籍しながら転職活動を行うことを承知の上で選考を進めているため、転職希望者の背景を十分理解しています。
初めての転職活動は分からないことだらけでなかなか勇気が出ないかもしれませんが、一歩踏み出すことで確実に視野は広がるものです。
転職するためだけではなく、自分自身の立ち位置を知ることや、他のパチンコ企業を知ること、そして転職支援サービスのキャリアアドバイザーと情報交換を行うことを目的に、転職について考えみるのもありなのです。
良いアドバイザーがいる転職活動と、全て自分で行う転職活動の違いは、あなたの転職活動の結果に大きな差を生むかもしれません。
転職を考えた時は、「まずは客観的に」が非常に重要です。