これで効率アップ!?文章を速く読む4つのコツ
転職雑記 2016/1/4
みなさんは、読書がお好きでしょうか。読書に苦手意識を持っている人の中には、本を読みたいのに「時間がかかるから……」と読書すること自体を避けてしまっている方もいるのではないでしょうか。
本を読むことで知識は増え、語彙力も高まっていきます。今回は、転職活動中で「読書をする時間なんてない!」と思っている方には特に必見の、本を素早く読むためのコツをお伝えいたします。
1.自分の好奇心を満たしてくれる本を選ぶ
本を読むときは、自分が興味を持っている分野、必要なジャンルの本を選ぶようにしましょう。本を普段から読む人にとっては当然のことのように思えるかもしれませんが、読書に慣れていないと、「流行っているから」、「他人にすすめられたから」などという理由で本を手に取りがちです。しかし、それでは読書はなかなか進まないこともあるでしょう。「自分の好奇心を満たすため」という目的で読書をすることが、本を速く読むために最も効果的なのです。
2.単語や熟語を「拾う」
本を読むときは心の中で音読せずに、「単語を拾うこと」を意識しましょう。助詞、助動詞は拾わずに、単語や熟語を一つの塊として拾うのです。
目で追いながら、心の中で音読をし、意味を頭の中で考えることが文章を読む基本ですが、当然これでは時間がかかります。この3つの行動を同時にできることを目標にして文章を読んでみるようにしましょう。初めは難しいかもしれませんが、慣れてくればある程度は簡単にできるようになります。
3.内容を一言一句正確に追おうとしない
内容をひとつひとつ正確に追おうとしたり、途中の引っかかりを解消するために前のページに戻ったりしていると、読書のスピードは格段に落ちます。
ビジネス書の類いならば、本当に大事だと思うことだけをマーカーで引くなどしてチェックをしておき、あとはざっと目を通す程度にしましょう。大事な部分や必要な部分は後からもう一度読み、詳しく内容を追えば良いのです。大切なのは、ポイントを押さえることです。
4.すっと頭に入ってこない部分は読み飛ばす
小説であっても、実用書であっても、何度読んでも頭に入ってこない箇所というものがあったりします。その原因は、読み手のそのときの心持ちだったり、必要な知識を持っていなかったりとさまざまです。しかし、そこでつっかえていては、いつまで経っても先に進むことができません。しまいには、「つまらない本」として、投げ出してしまうことも……。一回読んで、すっと頭に入ってこない箇所はどんどん読み飛ばしてしまうようにしましょう。読みたくなったら読み返せば良いのです。
まとめ
効率良く勉強するためには、本を素早く読むことは欠かせません。転職活動中の忙しいときだからこそ、時間を有効活用した読書で知識をどんどん吸収していきたいところです。
本を速く読むためには、本選びや選んだ本に対する自分の姿勢が第一。そして次に技術的な面です。具体的には、ぱっと見て必要な単語や熟語を抜き出すことと、頭の中にすっと入ってこないものはどんどん読み飛ばしてしまう潔さを持つことです。
文章を速く読むためには慣れが必要です。これを機にたくさんの本を読んでみてはいかがでしょうか?