夢を叶える転職
転職雑記 2017/1/26
先日、パチンコキャリア転職を通じ、東北地方でパチンコホールを運営している企業に転職したAさんとお会いしてきました。Aさんと会うのは、実に半年ぶり。
Aさんは、転職をしたパチンコホール企業の中の旗艦店で働いています。現在は、そこで主任になるために、一般職としてパチンコホール内を忙しく駆け回る日々を送っているそうです。「当初は慣れない環境でとても大変だったが、今ではそれ以上に充実した毎日を過ごしている」と満面の笑みを見せてくれるAさん。
また、転職活動をしていた頃を思い出し、「転職活動をスタートした当初、私はかなり無理難題を言っていましたよね。今思えば、あのままだと転職を成功させることなんて無理だったと思います」と振り返っていました。
1.Aさんの転職活動を振り返る
まだ残暑の厳しい秋に、私は、Aさんと初めて顔を合わせました。Aさんは高校卒業後に、新卒としてパチンコホール企業に入社しています。役職は主任で、転職の経験は一切なく、新卒で入社した会社に8年勤めていました。「これ以上のスキルアップや昇格が見込めない」という理由で、Aさんは退職を決意し、パチンコキャリア転職に登録。そして、初めての転職活動をスタートさせました。
当初の希望条件は、「年収は維持、もしくは昇給したい」「職位は主任以上」「勤務地は遠くても良いが、家庭があるので休日には帰りたい」「大手企業で財務体質が安定している」「スキルアップができて明確な研修制度があると良い」
当然、希望を無理に下げさせるのが私たちの仕事ではありません。この希望に沿った転職活動をしていくことになりました。
2.転職活動を通して気付くこと
Aさんはまず、初めての転職活動で多くの希望を持って受けた1社目の面接で、大きなショックを受けたといいます。
パチンコホールの営業に関する姿勢や取り組み方が前の職場とはまったく異なっていたからです。Aさんは、心の中で「同じパチンコ業界であれば、パチンコホールが変わっても大きく業務内容や立ち振る舞い方が変わるわけはない」……そう思っていたので、衝撃を受けたのです。そこでAさんは、パチンコホールが変われば、会社としての考え方、一緒に仕事をするスタッフの特色までもが変わってくることを知ったといいます。
Aさんの心に大きな変化が生まれました。
自分の希望条件は一旦脇に置いておいて、いろいろな求人企業の話を聞いてみようと思ったのです。そこで、自分が以前いたパチンコホール企業以外の会社は、どのような理念を持っているのか、どのようなスタッフのキャリアプランを考えているのかなど、様々な情報を集めていきました。
3.最終的な決断
Aさんが面接を受けた求人企業数は全部で9社。面接を受ける前から、本命だった2社からも内定をいただきました。その2社のパチンコホール以外からもいくつかいい返事をいただいており、Aさんの実力を感じました。
私は当然、元から志望度が高かった2社のうちのどちらかから選ぶと思っていたのですが、Aさんから、「実は1社、どうしても気になる求人企業がある」と驚くべき連絡が……。 そこは企業規模こそ大きいですが、入社すれば、職位、年収が試用期間スタートになるパチンコホール企業でした。
Aさんには家庭があるので、生活面などを考慮すると、選択肢から外れる可能性が高いと私は思っていました。Aさんにいろいろと話を聞いたところ、「給与などの条件も大事ですが、長い目で見て、自分が成長できるチャンスが多いところで働きたいと思っています。家族にも相談して、自分の行きたいところに行っていいよと背中を押してもらいました」ということ。それならば止める理由はありませんし、むしろ後押しをしなくてはいけません。
最終的にAさんは、その企業に転職を決め、入社することになりました。
4.まとめ
Aさんは、自身の転職活動を通して、自分が仕事で叶えたい夢を明確にしていきました。
このように、転職活動を通じて、夢に近付く人も少なくはありません。「自分が仕事で成したいことは何か?」を問いかけながら、仕事への向き合い方を改めて考えてみるのも良いかもしれません。