企業面接で見られている3つのポイント
転職雑記 2017/7/13
パチンコ業界での転職のお手伝いをしていると、履歴書や、パチンコ業界での経歴の整理といった事前準備は完璧なのにも関わらず、求人企業の面接当日に些細なミスを犯して、内定を逃してしまうことがあります。
「えっ!? そんなことで落とされるの!?」と驚いてしまうような内容であることもありますが、求人企業の面接担当者は、細かいところにも目を向けています。今回は、求人企業の面接当日に見られる、見逃しがちなポイントについてお話ししていきたいと思います。
1.ポイント1:「遅刻やキャンセルは必ず事前連絡を!」
当然のことながら、遅刻やキャンセルは、基本的にNGです。それでも、何か予期せぬハプニングが起こって、やむを得ずしてしまう場合もあるでしょう。そのとき、どのような対応をするかによって、面接担当者の評価が変わることがあります。
遅刻やキャンセルをしてしまうことが分かったら、できるだけ早い段階で、担当の転職アドバイザーか、求人企業の担当者に連絡を入れるようにしてください。
連絡が繋がらない場合、メールで代用しようとする転職希望者がいますが、これは良くありません。求人企業の面接担当者に繋がらない場合は、留守番電話や窓口などに必ず伝言を残すようにしてください。
メールは、伝言を残すよりも早くて、手間が省ける手段であり、「申し訳ない」といった罪悪感も比較的、軽減されるでしょう。しかし、メールと伝言では、相手が受ける印象は大きく変わってきます。必ず、メールではなく、伝言を残すようにしましょう。
2.ポイント2:「ビジネスマナーの大切さ」
求人企業の面接で話す内容が立派でも、ビジネスマナーや態度が悪ければ、転職希望者の評価は大きく下がってしまいます。基本的なことですが、敬語の使い方、挨拶、姿勢など、普段からしっかりとした行動を心掛けるようにしましょう。
過去に私が転職のお手伝いをしていた転職希望者の中で、年齢は若いですが、パチンコ業界でのスキルはとても高い主任がいました。その主任は、多くの求人企業が求めるであろう人物像に当てはまっていました。しかし、実際にはなかなか内定をもらうことができなかったのです。
それは、ビジネスマナーが原因でした。たとえば、面接中に、求人企業の採用担当者に対して、友達のような口調で返答していたり、携帯電話をマナーモードにするだけで、電源を切り忘れて、振動してしまったりすることがありました。些細なことですが、評価を下げるには十分なことです。みなさんにもぜひ注意していただきたいと思います。
3.ポイント3:「自信を持つ」
人は、焦ったり、ピンチになったりすると、視線を逸らしたり、俯いてしまったりすることがあります。求人企業の面接では、採用担当者からの質問に答えられなかったり、場の空気に飲まれて、緊張のピークに達してしまったりしたときです。
しかし、そのような転職希望者の態度は、採用担当者に「自信がなさそう」「意欲がない」という印象付けをされてしまうことがあります。どんなに誇らしい経歴があっても、しっかりと事前準備を行っていても、まったく伝わらなくなってしまうどころか、評価が下がってしまうこともあるのです。
話す内容ももちろん大切ですが、「自信を持って話す姿勢」がそれ以上に重要になってきます。
以上が、求人企業の面接で、特に気を付けたいポイントになります。
これらのことは、常日頃から心掛けていれば、どんな場面でも自然にできるようになるでしょう。たとえ、かなり緊張してしまうような求人面接の場であっても、意識せずに振る舞えるはずです。
4.まとめ
企業の面接では、どんなに準備をしていても、当日のあなたの振る舞いで、評価が大きく変わってしまうことがあります。特に気を付けたいのが、「遅刻やキャンセルの連絡」「ビジネスマナー」「自信を持つこと」の3つです。
「こんなこと、当たり前だ」と思う人もいるかもしれませんが、この「当たり前」をできずに、内定を逃してしまう人もいるのも事実です。
そうならないためにも、日々の生活の中で意識して、行動に反映していっていただければと思います。「当たり前」を「当たり前」にできる人が、内定を得ることができるのです。