転職支援サービスを活用してスピーディーに転職活動を進める
転職雑記 2017/7/18
あなたは、どれほど「転職支援サービス」について知っているでしょうか。
転職が初めての方ならば、使い方を知らなくて当然です。過去に転職経験があっても、利用したことのない方も多くいるでしょう。しかし、上手に利用すれば、必ず転職の手助けになります。今回は、転職支援サービスを利用する転職希望者との、とあるエピソードについてご紹介したいと思います。
1.転職支援サービスについて
転職支援サービスを初めて利用した転職希望者が、一番驚くことは、「スピード感がある」ということです。転職希望者が思っているよりも、転職支援サービスは、非常にスピード感を持って動いています。転職希望者の担当となって、まず私たちがすることは、転職希望者に電話でご挨拶することです。そこで話す内容は、以下の通りです。
(1)転職支援サービスの内容
(2)転職希望者の希望条件(転職活動の時期、転職先のパチンコホールに求めることなど)
(3)求人企業の紹介
(4)実際に受けてみたい求人企業の選定
(5)受けてみたい求人企業の書類選考準備
このように電話で、これからの転職活動の方向性について考えたり、スケジュールを共有したりしていきます。そして、最初の電話で、実際に求人の紹介を進めていくことがほとんどです。これが、初めて転職支援サービスを利用される方から、結構驚かれるポイントです。
2.パチンコホール主任・Tさんとの出来事
20代後半で、転職支援サービスを初めて利用する主任のTさんの担当になったときのことです。いつもと同じように、最初に挨拶の電話をして、これからの転職活動のスケジュールについて確認していきました。Tさんは、「なるべく早く、転職活動を始めたいと思っています」と話していました。その時点で、求人企業の紹介を行い、書類選考を進めていくことになりました。
いったん電話を切って、Tさんが希望していたパチンコホールA社に、主任の履歴書を送ります。すると、A社から書類選考通過の連絡とともに、面接候補日をいただきました。早速、主任に結果報告と、面接日を確認するために電話をかけます。この間、約3時間です。
Tさんは電話を受けて、「えっ、もう返答来たんですか!?」と、とても驚いていました。そして、「こんなに早く返事が来るとは思っていなかったので、心の準備がまだで……。もう少し先の日程にしてもらってもいいですか」とのこと。
「なるべく早く」が食い違ってしまったようなので、私は、もう一度、「Aさんの中で、大体どれくらいから、求人企業の面接を受けていきたいと考えていますか?」と、確認させていただきました。すると、「特には決めていないのですが、今いただいている日程だと、ちょっと早いかな、と思いまして……」とTさん。今働いているパチンコホール企業の都合がつかない、などのやむを得ない理由がない場合は、スピード感を大切にした方がいいこともあります。「まだ心の準備が……」と言っていると、いつまで経っても動き出せません。「心の準備が整っていない」と思っていても、思い切って一歩踏み出してみると、自然と準備が整っていくこともあるのです。
結果的にTさんは、初めに求人企業から提示された日程で、面接に行くことになりました。また、他の求人企業の面接も、近い日程でセッティングしました。そして、Tさんは見事、当社のパチンコキャリアに登録してから、約1ヶ月弱で転職先が決まりました。Tさんは、早めに転職活動を終わらせようと思ってはいたものの、これほど早く終わると思っていなかったとのことでした。
「なるべく早く」の時間感覚は、人によって異なります。また、同様に、「少しくらい遠くても大丈夫です」などの距離感覚も人によって違います。ここが、初めて転職支援サービスを利用する人との間でズレが生じてしまいやすい部分でもあります。Tさんとの出来事は、私にとっても、情報共有する際はできるだけ具体的な数字を用いるなどして、意識の差がないようにしなくてはいけないと改めて思ったエピソードでした。
3.まとめ
利用したことのない方にとっては、転職支援サービスは、やや敷居の高いものに感じられるかもしれません。しかし、実際は、まったくそんなことはありません。
うまく活用すれば、とてもスピーディーに転職活動を進めることができるでしょう。「なかなか転職活動が進まない」「転職活動を始めるきっかけが掴めない」などと悩みを抱えているならば、試しに一度、利用してみてほしいと思います。