転職活動を成功させるためには、こまめな連絡が大切｜パチンコキャリア転職ニュース

こんな経験はないですか？

友人と休みの日の予定を決めていると、スムーズに日程の調整や、出かける場所が決まる場合があれば、なかなか予定が決まらずに、何となくなあなあになって、遊びに行くこと自体がなくなってしまう……ということはないでしょうか。

私自身の経験で考えてみると、予定がなかなか決まらなくて、遊びに行くこと自体がなくなってしまう場合は、だいたい同じような出来事が起こっているように思います。それは、友人とうまく連絡のやり取りができなくなってしまうことです。

メールが届いてから返す時間がどんどん延びていき、だんだんと連絡がつかなくなっていく……。このようにスムーズに日程調整や方向性を決められなかったときこそ、遊ぶ約束自体がなくなってしまうときです。自分ひとりで勝手にすべてを決めるわけにもいかず、相手からの連絡を持っていると、時間がどんどん経っていき、そのまま流れてしまう。みなさんもこんな経験はないでしょうか？

１．「連絡」は転職成功の鍵

なぜこんな話をしたかというと、実は、転職活動においても、「連絡」がきっちと取れるというのはとても重要なポイントなのです。私は、さまざまな転職希望者のお手伝いを日々していますが、転職活動がスムーズに進むのは、やはり連絡がきちんと取れる人なのです。

私が転職希望者に連絡をしたときに電話を出ることができなくても、その日のうちに折り返しの電話をする人や、一度電話に出て、「今は仕事の休憩中なので、後でかけ直します」と伝えることができる人は、自分の満足できる転職先に入社しているケースが多いです。では、なぜ連絡がきっちと取れていると、スムーズに転職活動が進むのでしょうか。

その理由は、大きく分けて2つあります。

２．スムーズな転職活動のために

1つめは、単純に連絡がきちんと取れると、日程調整がスムーズにできるからです。

なかなか連絡がつかないとなると、その分、面接のセッティングが先延ばしになっていきます。また、転職希望者に予定があるように、求人企業の採用担当者にも予定があります。パチンコ業界の場合は、最終選考は社長が行うケースが多いので、より一層日程を合わせる野が難しくなります。

もし求人企業から複数日、面接可能な日程をいただけても、なかなか連絡がつかずに、何日も経った後に返事を返せば、「もう既に埋まってしまいました」となってしまうのは当然のことです。再び日程をいただいて再調整できれば、面接日程が延びただけなのでいいですが、日程が後日に延びたことで、他の転職希望者が採用となり、募集自体が終わるケースもあります。

2つ目は、求人企業側が、転職希望者に対して不信感を持つ可能性があるということです。転職支援会社を通して転職活動をしていると、転職希望者は、担当のキャリアアドバイザーを通して、求人企業とやり取りするのがほとんどです。

キャリアアドバイザーが求人企業からの質問やメッセージを転職希望者に伝えるために連絡をしたが、電話に出ない。転職希望者は、「ただ単にキャリアアドバイザーから連絡があった。またかかってくるだろう」と思い、折り返ししないことがあります。しかし、実は、そこで求人企業からの質問を預かっていることもあるのです。こうなると、求人企業側は、丸一日くらいならばまだしも、3日や1週間近く経過しても連絡がないとなると、「なんでこんなに遅いんだ」と、不信感や不安を抱く場合もあるのです。

３．なかなか返答を頂けない店長

また、求人企業からの質問を伝えたのはいいが、それについての返答がなかなかないということがあります。以前、お手伝いをしていた店長は、同様のケースで、1週間ほど経過してから返答がありました。話を聞くと、「すぐに返答できる状態ではなかったので、連絡できませんでした」とのこと。

しかし、時間がかかるのであれば、「どういう状態なので、返答が出せない」など状況の進捗を伝えておくことが重要になります。それが店長などの役職経験者であればなおさらです。定期的な連絡が大切になるため、選考中の連絡が遅いという点から、報告ができない転職希望者と判断される可能性があります。

４．まとめ

求人企業への連絡および代わりに行っているキャリアアドバイザーへの連絡は、「すぐに正しい返答をすること」が重要なのではありません。求人企業に対してマメな連絡を入れることが大切なのです。

連絡が取れないことで、さまざまな影響が出ることがあります。パチンコホールで夜遅くまで仕事をしながら転職活動をしている人も多く、疲れているかもしれません。しかし、納得のいく転職にするためには、連絡は常に取れるようにしておく必要があるでしょう。