転職活動も、複数の選考を同時に進めていくべき
転職雑記 2017/10/24
社会人として仕事をしている人は、おそらく就職活動の経験がある人がほとんどだと思います。
学校を卒業して、就職活動をしていたときは、すべてが初めてで、分からないことが多く、とても戸惑った記憶があります。
もし、今から新卒として就職活動をすることができれば、きっとあの頃よりもうまくできる……そんな確信すら持ってしまいます。しかし、そう思う人も少なくはないでしょう。
では、転職活動ならどうでしょうか?
就職活動の経験があれば、戸惑いなく転職活動を進めていくことができるのでしょうか?今回は、転職活動の選考についての話をしたいと思います。
1.転職支援サービスを利用した場合の基本的な流れ
転職支援サービスを利用した場合の転職活動について考えてみたいと思います。転職支援サービスを利用するとなると、基本的に以下の流れになります。
(1)転職支援サービスへの登録
(2)キャリアアドバイザーとの面談(電話の場合もあります)
(3)求人企業への応募、書類選考
(4)求人企業での面接
(5)内定
(6)入社
今回お話しようとしている「選考について」というのは、上記でいうところの、「(3)求人企業への応募、書類選考」「(4)求人企業での面接」のことです。
2.選考を1社ずつ受ける
みなさんは、転職支援サービスで、キャリアアドバイザーから紹介を受けた求人企業の中から、どのようにして実際に選考を進めるパチンコホール企業を決めるでしょうか?
もし、まだ転職活動をしたことないという場合は、どのようにして決める予定でしょうか?
おそらく、複数の求人企業を同時に受けようと思う人が多いでしょう。
実際、新卒として転職活動をしていたときは、私自身も複数の企業を同時に受けていました。まだ転職支援サービスを活用していない人は、就職活動と同じような感覚で、複数社を同時に受けようと考えるでしょう。
しかし、実際にパチンコ業界で転職活動のお手伝いをしていると、複数社を同時に受けない転職希望者は意外といます。
自分自身の希望エリア、給与、役職が合致しているところの選考を受けて、そこがダメだったら次の求人企業を選ぶ。
そこもダメだったら次の求人企業へ。そこもダメだったらまた次の求人企業へ……というように、1社ずつ進めている転職希望者は結構いるのです。
先日、転職のお手伝いをしていた主任も、1社ずつ求人企業の面接を受けることを望んでいました。
そこで、新卒として就職活動をしていたときの話を聞いてみると、その主任の方も、複数社の求人企業の選考を受けていました。
その当時は、多くの会社の話を聞いてから、その中から選びたいと思っていたそうです。しかし、今回の転職活動では、できるだけ希望条件を多く満たすところしか受けないと決めていたとのことでした。
3.1社1社選考を受けることで、チャンスを逃してしまう可能性がある
誰もが自分の希望に合うパチンコホール企業へ転職したいと思うので、そのようなやり方がいけないというわけではありません。
実際に、第一希望のパチンコホール企業から内定が出れば、そのやり方で問題はないでしょう。
しかし、第一希望、第二希望の求人企業がダメだった場合、後悔してしまうことがあるかもしれません。
第一希望のパチンコホール企業を受けているときに、第二希望や第三希望など、他のパチンコホール企業で別の転職希望者が採用となり、求人募集が終わってしまうことがあるのです。
求人企業の選考を1社ずつ進めていくことで、このように、チャンスを逃してしまう恐れがあるということだけは、覚えておいてほしいと思います。
私は、そのようにチャンスを逃してしまって後悔している転職希望者も多く見てきました。
そういったことにならないように、少しでも興味のあるパチンコホール企業は、求人が出ているうちに選考を進めていってほしいと思います。
4.まとめ
転職活動では、新卒として就職活動をしていたときのように、同時に複数の求人企業の選考を進めていくということをしない人がいます。
条件にあった求人企業の選考を一つ一つ進めていく形です。しかし、そのように進めていくことによって、ある程度条件の揃っている第二希望、第三希望の求人を逃してしまうこともあるのです。
転職活動で、1社ずつ受けるべきだという決まりはありません。むしろ、選択の幅を広げる意味でも、複数社の求人企業の選考を受けることをオススメします。