思いがけない採用チャンス｜パチンコキャリア転職ニュース

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求人企業の求人内容には、2パターンあります。

ひとつめは、「いつまでに◯名を必ず採用したい」と、期間が決まっている求人です。もうひとつは、「もし良い人がいれば採用したい」と、期間が明確には定まっていない求人です。

どちらの方が、転職が成功しやすいか、それは求人企業しだいなので、一概に言うことはできませんが、比較的、期間が決まっている方が、内定が出る可能性は高いです。しかし、期間が明確に定まっていない求人に、思わぬタイミングで転職が決まる転職希望者もいます。

今回は、そのような期間が明確には定まっていない求人で、転職希望者の採用が決まったケースについてお話したいと思います。

１．店長職を目指して転職活動を行うOさん

当社のパチンコキャリアに登録し、パチンコ業界での転職をはじめたOさん。Oさんは、これまで長くパチンコ業界に身を置いており、そのときも店長として働いていました。

そのため、今回の転職活動もこれまでの店長としての経験が活かせる店長職の求人をメインに探していました。他にも勤務地や福利厚生に関する希望条件を挙げており、そのような条件に合っていて、Oさんの店長経験を活かせる求人を中心に紹介し、その中から数社の面接を行うことになりました。

２．店舗開発事業者としての採用

面接を受けた数社のうち、ある求人企業の面接で、採用担当者が、Oさんが数年携わっていた「店舗開発事業」の経験について質問しはじめました。

Oさん自身も、店舗開発事業の仕事が好きで、「いつか携わることができたらいいな」という思いを胸に秘めていたので、採用担当者の質問をきっかけに、自分の経験を熱く語ったそうです。採用担当者も、Oさんの話を興味深く聞き、面接はいい雰囲気で進んでいったとのことです。

求人企業の面接が終わり、採用担当者からすぐに、「今日面接を受けに来た方についてですが……」と連絡がきました。早い連絡だったので、不安はありましたが、話を聞いてみると、“Oさんを役職採用ではなく、店舗開発事業の担当者として採用することができませんか？”ということでした。

もともと役職採用としての紹介だったため、違う形での採用は可能か否か、という確認を、転職希望者にしてほしいというものでした。

Oさんにその旨を話したところ、大変喜んでいました。Oさん自身も、店長希望で転職活動をしていましたが、実のところ、店舗開発に関わる仕事への関心を強く持っていたのでした。結果的に、Oさんは、その求人企業の店舗開発事業の部門へ転職することに決めました。

３．思いがけない採用

求人企業側も、店長候補の面接をして、このような優秀な店舗開発者に出会うことができるとは思ってもいなかったようで、「面接の機会を設けることができて、本当に良かった」と、とても喜んでいました。Oさんからも、「店舗開発での転職は無理だろうと自分の中で、諦めていました。それなのに、諦めていた夢が叶うなんてとても幸せだ」と話してくれました。

このように、自分自身が経験してきたことや身に付けてきたスキルを面接でアピールすることで、思いがけず「採用」につながる可能性があります。「どうせダメだろうな……」と簡単には諦めずに、ぜひキャリアアドバイザーに相談してみてほしいと思います。

４．まとめ

転職活動をしていると、思わぬことが起こる可能性があります。今回ご紹介したケースでいうと、店長経験を活かして店長職を目指して転職活動をしていましたが、実は興味があった店舗開発事業に思わぬ適正を見出されて、そこで採用に至りました。

Oさん自身、面接時に、自分が店舗開発事業に関わっていた頃の話をしていても、まさかこの求人企業で、店舗開発事業に携わることになるとは考えていなかったと思います。しかし、そのようなことが起こるのも、転職活動の面白いところです。

我々キャリアアドバイザーは、転職希望者が願っているところで気持ち良く働くことができるのが願いですから、できるだけ転職希望者の希望に沿った転職をサポートしていきたいと思っています。はじめから「きっと、自分には無理だろう」「適正がない」と思わずに、夢や目標がある場合は、素直にキャリアアドバイザーに話してほしいと思います。願いを口にすることでチャンスにつながる可能性もあるということを忘れないでください。