自信を失ってしまったら心が動かされる瞬間を思い出して
転職雑記 2018/4/19
「うちの店、ついに地域でNo.1のパチンコホールになりましたよ」
先日、新卒で入社した今の会社でずっとお世話になっている、とあるパチンコホールの店長・Tさんから、このような連絡がありました。
はじめてお会いしたとき、Tさんはその地域の中ではとても低稼動なパチンコホールで勤務されていました。Tさんはいろいろと策を練り、工夫を凝らしながら稼動率を上げようと努力されていましたが、なかなか現状は変わりませんでした。しかし、どんなに苦戦を強いられても、Tさんは諦めませんでした。
常に「目指すは地域一のパチンコホール。時間がかかっても必ず達成したい」と言っていたのが印象的でした。
1.全力でサポート
どんなに逆境であってもめげることのないTさんの姿勢に、私はとても感銘を受けて、「Tさんの目標達成のために、当社がお手伝いできる精一杯のことはやっていこう」と強く心に決めました。
私たちにできることとして、Tさんのパチンコホールがより発展していくために、まずは人財のご紹介を行いました。Tさんの店舗で足りない部分を洗い出し、そこをサポートしてくれるような転職希望者を紹介していきました。
また、より稼動率を上げるために何をするべきか、私たちが今までに培ってきたパチンコ業界でのノウハウを参考にしながら提案していきました。Tさんはその紹介や提案を柔軟に受け入れ、対応していきました。今思えば、それほどTさん自身も非常に切羽詰まっていた状況だったのかもしれません。
2.一本の電話
しばらくすると私は転勤になり、Tさんのパチンコホール担当ではなくなりました。担当でなくなってしまうと顔を合わせて話す機会がなくなり、それだけでなく、電話をする機会もめっきり減ってしまいました。
そんなある日、Tさんから電話がかかってきました。「うちの店、ついに地域でNo.1のパチンコホールになりましたよ」と。
「おめでとうございます!」と心からの気持ちを伝えると、「あなたがいろいろと手伝ってくれたおかげでNo.1になることができました。あなたにぜひ、今のお店を見に来てほしいくらいです。いろいろありがとうございました」とTさん。多くのパチンコホール企業のお手伝いをしてきましたが、そのような言葉をもらうのははじめてで、とても嬉しくなりました。
Tさんがとても努力されている姿もたくさん見てきたので、感動はひとしおでしたし、当社のサポートが、パチンコホール企業の力になれたということが実感できて、とても安心した部分もありました。「これに満足せずに、これからももっともっと頑張っていきたいと思います」というTさんの言葉を聞いて電話を切りました。個人的な話ですが、「この仕事をやってきて良かった」と心から感じた瞬間でした。
3.仕事を通して気づく自分の信念
誰かが目標を達成する段階の中に、微々たる力であっても当社が協力することができたという事実がとても嬉しく、誇りに思っています。社会人のみなさんも、毎日、日々の業務に追われてばかりで、仕事のやりがいを見失ってしまうことがあるかもしれません。仕事は楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんありますから、ときどき嫌になってしまうこともあるかと思います。
しかし、こうした心が動く瞬間に、改めて自分の信念や情熱に気付かされることがあるものです。私はパチンコ業界で転職支援という仕事を通じて、多くの人と出会い、その人たちの仕事の発展のお手伝いができることをとても素晴らしいことだと自負しています。考え悩むことが多ければ多いほど、仕事に対する情熱が増していくんです。
仕事に悩んでいるみなさんは、ぜひ一度「仕事で嬉しかったこと」「感動したこと」を思い出してみてほしいと思います。
4.まとめ
仕事をしていると、大変なこと、辛いことがたくさんあるかもしれません。それで仕事に対する情熱を失ってしまうこともあるでしょう。しかし、一度立ち止まって、仕事で感動したことや感銘を受けたことなど、心を揺り動かされた出来事を思い出してほしいと思います。
私たちも、転職希望者のみなさんの言葉や心意気にとても励まされることがよくあります。そんなみなさんのために、私たちは少しでも力になりたいと思っているので、些細なことでもいいので、悩み事があったらぜひ相談してみてください。