転職活動における「時間管理」の重要性
パチンコ転職ポイント 2018/4/24
パチンコホールの店長業務で重要な「時間管理」。転職活動においても非常に重要なポイントとなります。
転職活動では、書類選考、面接、求人企業の合否判定、内定承諾……とさまざまなステップを踏む必要があります。そして、そのステップを経るためには時間がかかります。
そのひとつひとつの段階にかかる時間をしっかりと把握し、整理していかないことには、転職活動はうまくいきません。今回は、転職活動で必要となる時間について考えていきたいと思います。
1.書類選考から面接までの時間
転職希望者の活動は、書類選考から始まります。求人企業によって、このステップでかかる時間はまちまちです。
面接担当者による即時の判断で面接するか否かを決める求人企業があれば、採用における関係者全員が確認してから面接するか否かを決める求人企業もあります。
当然、前者の方がスピーディに次のステップに進むことができるでしょう。
書類選考を通過すれば、面接日の設定になります。ここでスムーズに決まればいいですが、もし在職中の転職活動だった場合、なかなか都合が合わずに決まらないこともあります。
2.面接から内定までの時間
面接においては、一次面接のみで合否が出る求人企業もあれば、二次・三次面接まで行って合否が出る求人企業もあります。当然のことながら、前者では比較的すぐに結果が出て、後者ではある程度の時間がかかると思った方がいいでしょう。
また、一度の面接で関わる人数が求人企業によって異なります。多くの人数が関われば関わるほど時間はかかることになるでしょう。
面接に加えて適性検査や筆記・実技試験も加わるとさらに時間がかかります。
「こんなに時間がかかるとは思ってなかった」とならないためには、どのような過程で選考が進んでいくのか事前にできる限りしっかりと把握しておいた方が良いでしょう。
3.内定から内定承諾までの時間
いくつかの求人企業の面接を受けて、複数の内定が出た場合、最終的にどこの求人企業にお世話になるか決断するのは、非常に重要なポイントになります。
上記のとおり、転職活動を始めて、たとえ同時期に複数の選考を進めていたとしても、結果的に内定が出る時期にはばらつきが生じることになります。
転職希望者の立場に立って考えてみると、「最初に内定が出た求人企業に入社したい」と思ってしまいがちです。
一番初めに出た内定は、転職希望者に自信や希望を与えてくれるからです。
しかし、内定が出た他の求人企業と比較して、しっかりと熟考することが大切です。
なので、選考のために踏むステップが多く、時間がかかりそうな求人企業は早い段階で受けるようにして、一次面接のみで合否が出るような求人企業はそれにあわせて後から受けるなど、内定が同じタイミングで出るように調節してみるといいでしょう。
そうすることで、複数内定が出た場合、条件を並べて比べることができます。
また、自身がどのような思いで転職活動を進めているのかどうか、また、どこに重きを置いているのかどうかを整理して、希望事項に優先順位をつけておくことが大切です。
内定が出てから考えるのではなく、選考を受けている求人企業の状況を整理して、情報をまとめておくことは、重要な判断をする上で欠かせないことなのです。
求人企業、転職希望者双方の合意によって、初めて転職は成立します。
求人企業側も、「より良い転職希望者を採用したい」という気持ちを強く持っており、限られた時間の中で十分に考えて、内定を出していきます。
内定者には期待している面が大きく、「早く活躍してほしい」と思っている場合もあるので、転職希望者の内定承諾が遅くなればなるほど、別の転職希望者との面接を考える求人企業もあります。
転職希望者と同じように、求人企業も採用担当者は人間であるということを理解しておくことで、思わぬ行き違いを防ぐことができるでしょう。
4.まとめ
パチンコホールで管理職経験のある転職希望者ならば、「時間管理」がいかに大切なことであるかがわかると思います。転職活動においても、同様です。
転職をするためには、入社までに様々なステップを踏まなくてはいけません。
それぞれに求人企業とのやり取りがあり、時間がかかっていきます。転職活動を上手に進めるためには、それをしっかりと整理していく必要があるのです。