いつ転職するのが良いのか
パチンコ転職ポイント 2019/2/26
パチンコキャリアの転職支援サービスには毎月多くの人からご相談がありますが、転職することを決めた人の中で一番多い質問が「いつ転職するのが良いか」というものです。
「転職のタイミング」は人によって様々ですが、在籍する企業の都合や状況で左右されるのは誰でも想定できます。しかし、その一方で、転職先候補についても、求人企業の状況は一定ではないことに留意する必要があります。
1.2年の歳月を経ての転職活動
先日、30歳の主任職経験者の転職支援を行いました。この方が転職支援サービスに相談に来たのは今から2年前。
当時は在籍するパチンコ企業への大きな不満は無く、店長職を目指せる環境を希望しての問い合わせでした。
そのため、当時はキャリアアップを見込める求人企業を何社か紹介しましたが、面接に至りませんでした。
しかし、その後も支援担当者と定期的な情報交換を続け、今回、最初に紹介した求人企業の面接を全て受け、結果、希望に合った求人企業に入社することが決まりました。
2.求人企業を決めたポイント
今回、この方が転職先として決めたパチンコホール企業は2年前と変わらない企業であり、入社条件も特に大きく変わるものではありませんでした。
しかし、以前ご紹介した他の企業では、2年前と比較して新規出店を重ね成長している求人企業もあれば、多角経営で他の事業に力を入れ始めた求人企業もあるなど、状況が大きく変わっている企業もありました。
そして、この方も、当時の転職理由はキャリアアップでしたが、今回は会社規模や将来性、理念など多くの項目を総合的に判断できたことが大きな理由になっていました。
3.タイミングは双方向
年月が経てば、転職希望者は年齢や生活環境の変化により重きを置く部分が変わってくるものです。
そして、求人枠を設けている企業はも変化しています。
転職希望者と求人企業双方の状況が重要であり、一方だけの希望やタイミングだけではなかなか決まらないのです。
転職は、安易に条件面だけで決めるのではなく、様々な情報から総合的に判断するのが結果的に良い結果に繋がっていくと言えるでしょう。
4.基本的な転職のタイミング
一例を挙げましたが、一般的な転職のタイミングとはどんなものなのでしょうか。
基本としては、転職希望者が「今の会社ではキャリアに限界だと感じる」「仕事をやりきった」と感じたときが転職に向けて動き出すベストタイミングと言えます。
「現職では自分の理想とするキャリアに限界を感じ、その続きを次の会社で歩みたい」という転職ですから、求人企業も好意的に受け止めてくれるでしょう。
逆に言うと、キャリア形成や仕事が中途半端の状態では、まだ転職のタイミングではないとも言えます。
「まだまだ今の会社でやれることがある」と感じたら、それを成し遂げてからの転職でも遅くはありません。
5.年齢から見たタイミング
・新卒~20代
一般的に「新卒で入社した会社には最低でも3年は勤める」ことが良いとされています。
それはビジネススキルが未成熟だからです。当然経験不足でもあり、求人企業にとっては新卒採用ではない場合では避ける傾向にあります。また、仕事に粘り強く取り組めない、ガマンができない人と見られる可能性もあります。
企業にとっては「入社してもすぐに辞めてしまうのでは…」と不安になってしまうのです。ですので、「まだまだ自信がないな」という方は、せっかく縁があって入社した今の会社で学ぶことをお勧めします。
その一方、20代後半は転職しやすいタイミングとなります。「新卒入社から3年間の勤務」を経過し、求人企業には人気の年齢層と言えます。
そして、企業としてはポテンシャル採用という位置づけで、即戦力ではなく、将来の活躍を期待しています。可能性に満ちた転職のタイミングですから、キャリアを見つめ直す良い機会とも言えるでしょう。
・30代
30代の転職は、20代までとは違い即戦力性が求められる傾向にあります。多くの求人企業は入社後すぐに活躍してくれることを期待しています。一定のパフォーマンスが求められるので、実績やスキルという点が、転職において重要になってきます。
30代で転職という選択肢を持つためには、ビジネスパーソンとして成果をしっかり残しておく必要があります。あるいは、自信を持って語れる実績を作ってからということも、転職のタイミングとしては遅くありません。
・40代
ほとんどの企業が「管理職」または「管理職候補」として考えています。プレイヤーとしてのスキルに加えて、マネジメント力が大切になってくるタイミングです。
前職でのマネージャーなど役職についてアピールするのも良いですが、「プロジェクトを成功させた」「教育改革を実行した」など具体的ば実績が評価される傾向があります。
さらに、そうした経験を通じて「メンバーをまとめるために工夫した事」「仕事を教えるコツ」といった現場でのノウハウを身につけていることも高ポイントです。求人企業はその実績から、マネジメントのポジションで活躍している、あなたをイメージするのです。
この他にも、結婚や出産・育児、学校などの家族の都合といった「ライフイベント」に合わせたタイミングなどもあります。
タイミングは人それぞれですが、私たち転職支援サービスの転職アドバイザーは、どんなタイミングでもしっかりサポートできる体制を持っています。いつでもお気軽にご相談ください。