転職活動における面接対策と柔軟性
パチンコ面接ポイント 2019/3/7
パチンコ業界に限らず、転職をする際には求人企業との面接を避けて通ることはできません。
その面接内容やスタイルは各企業により様々なものがあり、一般教養の筆記試験を行う企業や、パチンコ業界専門のテストを行う企業、主任職経験者であれば、営業面に関しての考えを求める企業などもありますが、面接の流れは各企業により概ね決まっています。
転職支援サービスでは、各求人企業の面接傾向を把握しており、転職希望者に傾向と対策を伝えています。
そして、面接対策がプラスになる場合とそうでない場合が出てくることもあります。
今回は、面接対策の注意点についてお伝えしていきます。
1.伝えたいことをしっかりと伝えるための事前準備
求人企業との面接は、普段のパチンコ店現場とは違い、やはりどんな人でも緊張するものです。
緊張すると、自分の考えていることをうまく伝えられず、面接結果が良くないものとなってしまいます。そうならないために必要なのが事前の準備です。
基本的な事ですが、面接場所に向かう際、電車の遅延や地図アプリを見るスマートフォンのバッテリー切れ等のトラブルが想定されます。
いずれも準備をしておけば避けられるものですので、早めの行動や場所の確認は必ず行ってください。
特に初めての交通機関や遠隔地の場合は、事前に面接会場を下見して時間や交通事情を把握することも必要となります。
2.想定質問の対策
多くの求人企業で必ず聞かれる2~3の質問内容に関しては、自分なりにまとめておくのが良いでしょう。よく聞かれる「パチンコ業界への志望動機」「前パチンコ企業からの転職理由」「求人企業への志望動機」については、流れを掴んでおくと良い結果につながりやすくなります。
また、ひと通りの質問が終わった後「ほかに何か質問はありますか?」と聞かれ時に、「特に何もありません」と答えてしまうのはNGです。自分から質問する内容をあらかじめいくつか準備しておきましょう。
あるいは、会社に関するイレギュラーな質問される場合もあるので、求人企業の来歴など会社の概要もしっかり確認しておきましょう。
3.質問に柔軟に対応する
求人企業との面接において、事前準備をすることでのデメリットが生じることがあります。
それは、事前準備した内容に関して、全く違う内容のことを聞かれた際、対応できなかったり、面接対策に集中し過ぎて、転職希望者の人間性や魅力が薄まってしまい、本来の自分自身を出せなくなってしまったりする場合です。
求人企業の面接対策を準備万端に行い、内定の確率を上げることは可能です。
しかし、想定外の質問が出る場合も少なくありません。そんな場合でも焦ることなく、ちょっと間をおいてでもしっかりと答えるようにしましょう。想定外ですから完璧である必要はないのです。
ここは無難な答えでも十分なものとなりますので、慌てないことが大切です。
4.自分の個性もアピール
ほぼすべての質問に準備した通りに回答することができ、しっかり対応できたと感じていても、求人企業の担当者によっては「マニュアル通り」「自身の意見が無い」など、印象が薄いといった感想をいただくことがあります。
やはり準備した回答をそのまま答えるのではなく、自信の言葉でアレンジしていくことも重要です。
何事も硬直した対応や行動では高い評価は得られないものとなりますので、準備プラスアルファを心がけてください。
求人企業の面接担当者は、数多くの転職希望者の面接を行ってきています。面接での姿と実際の姿を想像することは可能であり、面接での答えが本当なのかを見抜くことができる人がほとんどです。
求人企業に対して最低限の事前準備は必要ですが、その部分ににとらわれ過ぎず、自分らしさを失わずに対応することが一番の面接対策となります。