パチンコホールスタッフの健康管理
転職雑記 2019/8/1
パチンコホールスタッフは体力が必要な仕事であるのは皆が知るところでしょう。ホール内を歩き回り、重たいドル箱を運ぶことで、「腰」「膝」のケアが大切になってきますし、腕や足の筋肉痛を抱えるスタッフも多いはずです。
しかし、そうした職業病を「仕方ないこと」と諦めず、少しでもケアすることで仕事の効率やモチベーションが上がるのなら、その手間を惜しまずに是非いろんなことを試してみるといいでしょう。
1.足の筋肉痛は時間が解決
立ち仕事をしていると、最初に痛めやすいのは足です。特に、立ち仕事に慣れていないひとは2~3時間でふくらはぎや足の裏が痛くなり、立っているのも辛くなることもあるでしょう。
パチンコホールスタッフは就業時間のほぼ全てが立ち仕事と言えるので、働き出した直後は「こんなに大変な仕事だったのか」と思うでしょうが、1週間ほど経てば、ほとんどの人は足の痛みが出なくなります。つまり、足の筋肉痛は特にケアをする必要はなく、単に慣れで解消されるのです。
また、底の薄い靴はやめて、クッション性の高い靴に履き替えるだけで足への負担が軽くなるでしょう。
2.正しい動作で腰痛を防ぐ
パチンコホールスタッフは満杯のドル箱を一度に何個も抱え運ぶ場合があるでしょう。その際に腰を痛めてしまうのを防ぐためには、重いものを運ぶ時の正しい動作を知っておくことが大切になります。
立った状態から足元のドル箱をつかんで持ち上げる際は、必ず膝を曲げてしゃがみ、ドル箱を両足の間に挟むような姿勢から持ち上げるようにしましょう。
立って、膝を伸ばした状態から上半身だけを前に倒してドル箱をつかみ、持ち上げるようなやり方は腰に負担がかかり、痛めやすくなるので注意が必要です。
3.膝痛は慢性化しないうちに対処を
足や腰よりも、膝に負担がかかり痛みが生じてしまうケースは比較的少ないかもしれません。しかし、いつの間にか慢性的な痛みを抱えるようになってしまう場合もあるので、その前にしっかりとケアをするようにしましょう。
膝の痛み(関節痛)は患部を温めたり、仕事前に入念にストレッチをすることで和らげることができます。仕事後は湯船に浸かって膝を温め、入浴後は軽くストレッチをしてみてください。また、仕事中は膝用のサポーターを使用するのも、膝への負担の軽減につながります。
4.立ち姿や歩き方にも気を配ろう
仕事中はホール内を歩き回るだけでなく、時には立ち止まり、同じ姿勢で立ち続けなければいけない場合もあるでしょう。そうした際はどちらか一方の足に体重をかけるのではなく、両足へ均等に体重をかけて立つようにしてください。
たったそれだけでも足への負担が減り、疲れにくくなります。同様に、正しい歩き方や正しい姿勢を心がけると、それぞれ体の負担を軽減させることができるでしょう。
5.まとめ
体がきつくなると心にも負担がかかってしまうことがあります。「きついから辞めます」とスタッフに言われた時に、慌てて心のケアをしても遅いのです。
それよりも、あらかじめ体のケアの仕方を教えてあげることでスタッフが心身の健康を保てれば、仕事にいっそう楽しく取り組める――そう考えると、体のケアは決しておろそかにできません。