行動の見直しで見違える結果に
パチンコ転職ポイント 2019/8/22
関東圏に20店舗ほど展開しているパチンコ企業で主任として働いているCさんから転職相談がありました。
1.キャリアアップのための転職
Cさんが勤めているパチンコ企業は福利厚生をはじめとする待遇面は業界水準と比べても十分に整っており、離職率が低いことで主任職以上のポストは常に充足しているため、新規出店がない限り、容易にはキャリアアップできない環境でした。
そんな中で1日でも早く主任職以上にキャリアアップを果たしたいと考えていたCさんは思い切って退職し、転職活動に専念することにしたのです。
Cさんは転職活動をするにあたり、自身がキャリアアップできるパチンコ企業に出合うため、多くの求人誌や転職サイトを活用しつつ、業界内の知人からも企業の評判を聞くなどして情報収集を行いました。
しかし、情報収集をすればするほど、求人企業の良い面よりも悪い面のほうが気になってしまい、少しでも悪い評判を聞くと選考や面接を途中で辞退した結果、内定を1つも得ることができないまま2ヶ月が経っていたのです。
2.転職活動で大切な3つのこと
Cさんの転職活動がうまくいかない原因は、
(1)転職理由の一番の目的である「キャリアアップ」を実現できそうな求人企業を探していないこと
(2)求人企業の悪い面ばかりに目を向けてしまう情報収集をしていること
(3)選考や面接を途中で辞退してしまうこと
という3つでした。
転職活動において、自分にピッタリの求人企業に出合うためには、
(1)転職の目的を忘れず、Cさん自身がキャリアアップを達成できそうだと感じる求人企業を探す
(2)退職した人からはネガティブな情報が集まりやすいので、いろんな面から求人企業を見て、たくさんの情報を集める中で冷静に判断していく
(3)固定観念にとらわれることなく、まずは選考の場に足を運び、求人企業の人と会う中で多くの話を聞き、疑問や不安の解消に努める
という3つがとても大切になります。
そのことをアドバイスされ、自身の行動を見直した結果、Cさんはその後すぐに希望する求人企業から内定をもらうことができました。
3.まとめ
本来、パチンコ業界の転職支援サービスを利用すれば、転職活動に専念できる退職中の人なら平均で約1ヶ月、在職中の転職希望者でも2ヶ月くらいで転職をすることが可能です。
しかし、初めて転職活動をする人は特に分からないことも多く、自分一人では内定をもらえない原因や自身の問題点に気づかないことで、時間ばかりが過ぎてしまうこともあるでしょう。
そうしたことを避けるためにも、有意義で的確な転職活動を行えるように転職支援サービスを積極的に利用しつつ、専門のキャリアアドバイザーやコンサルタントの意見を聞くなどして自身の転職活動を軌道修正してみると、スムーズに選考が進むようになるでしょう。