正しい欠勤連絡~知ってるつもりのビジネスマナー
パチンコ店の仕事・スキル 2020/2/4

体調不良などで、「急に」会社を休まなければならない事態は誰にでも起こりえます。
しかし、いざ会社を休もうと考えてた時、「どう連絡しようか・・・?」と悩む人は意外に多いのではないでしょうか。急な欠勤は会社や取引先などに影響を与えますから、マナーを守ってしっかりと連絡することが大切です。
今回は、急に(予定外で)会社を休む際の手順やマナーについて解説します。
■急に会社を休む理由
病欠、家族の問題、交通機関のトラブルなど
会社を急に休まなければならない理由は人それぞれですが、主に体調が悪い時はもちろん、家族など身内の問題、さらには交通機関の運休などが該当します。
大切なことは、慌てずに理由をきちんと伝えることです。
■連絡の仕方は?
電話連絡が基本
会社を休む時には、電話で連絡するのが基本です。
社会人として、休む際の電話連絡は最低限のマナー。メールやLINEだけの連絡はマナー違反となります(会社が許可している場合はOK)。
また、電話は可能な限り自分で伝えてください。
親にさせる人もいるようですが、これは社会人としてNGです。
自ら電話を入れることで自身の状況を伝えることができ、また仕事の引継ぎなども行えますので、出来る限り自分で連絡を入れることが大切です。
当たり前ですが、無断欠勤は絶対にしてはいけません。
■誰に伝えるのか?
直属の上司がベスト
欠勤の連絡は、直属の上司に電話や携帯で直接連絡するのがベストと言えます。
もし上司が不在、あるいは携帯が繋がらない場合は、まずはメールなどで連絡した後に、改めて電話をします。また、同じ部署の同僚など他の人に伝言を頼む場合でも、自分から改めて連絡することも伝えてもらいましょう。
なお就業規則や職場の決まりなど欠勤連絡のルールがある場合には、それに従うようにしましょう。
■いつ連絡すれば良いのか?
→連絡は始業前に
欠勤連絡のタイミングですが、始業の10~15分前にするのが基本となります。
また、上司の出勤時間が分かっていれば、その時間帯に合わせてかけても良いでしょう。
始業時間が過ぎてからの連絡は、欠勤扱いになる場合が多いので注意してください。
なお、慌てて早く連絡すると、会社に誰も出社していなかったり、上司が通勤中で電話に出れなかったりという場合が多いので、早すぎる連絡は避けるのが無難です。
■社外にも連絡を
→社外アポイントメントがある場合必要
会社に伝えるのはもちろんですが、休む日に社外の人と約束をしている場合、こちらにも連絡を入れる必要があります。
大切な打合せなら重大ですから当然ですが、ご挨拶や会食、ちょっとした打合せでもアポイントがあれば、必ず相手先に伝える必要があります。
こうした「社外連絡」も忘れないようにしましょう。
■休み明けの心得
周囲に感謝の気持ちを
最後に、会社を休んでいる間は、同僚や上司があなたの仕事をカバーしてくれています。休み明けで会社に出勤したときは、フォローしてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えましょう。
何事も無かったように振る舞うのはビジネスマナーというよりも人としてのマナー違反になりますので、感謝をしっかりと周囲に伝えるようにしましょう。