自分に合った求人を探そう
パチンコ転職ポイント 2024/5/21
転職活動の中で、「自分に合った求人の探し方がわからない」という人は多いようです。
そうした人は、仮に転職が出来たとしても、求めていた条件と違っていたり、やりがいが感じられなかったりなどで再び転職することになってしまう可能性があります。
1.求人を選ぶために
自分に合った求人を選ぶには、まず、決めておきたポイントがあります。
①「転職の軸」を決める
「転職の軸」とは、転職の目的や条件のこと。この「転職の軸」が明確になっていないと、転職先に求める条件も定まりません。
条件が定まらないといつまでたっても求める求人を探し出すことが出来ないでしょう。
転職の目的は人によって様々ですから、年収を上げたい人、キャリアアップをしたい人、あるいは人間関係を一新したい人、ワークライフバランスを重視したい人などなど、条件によって選ぶべき企業も自ずと変わってきます。
②条件に優先順位を付ける
転職の目的や条件がただ一つの場合は求人も選びやすいですが、複数ある人の場合は満足できる求人を探すハードルは上がっていきます。
そうした場合、目的や条件に優先順位を付けていきましょう。
例えば、年収の高さとワークライフバランスのどちらを優先させるかなど、条件の優先順位をあらかじめ決めておけば、求人を探す際の指標になります。
③企業研究
同じ業界や業種でも、企業によって経営方針や働き方は異なります。
求人企業が自分にマッチするかどうかを見極めるには企業研究が欠かせません。
自分の条件が合いそうな企業が見つかったら、応募前に企業研究をしっかり行いましょう。
事業内容や経営理念やビジョン、事業状況や社風などについて調べたいところです。
2.求人のチェックポイント
①給料の額面以外をチェック
給料をチェックするときは、額面だけでなく手当の割合なども確認しましょう。
額面が高くても基本給が安いとボーナスの額に影響します。
また、給与が高すぎる場合は、ノルマや成功報酬、残業代が含まれている可能性もありうるので、そうした点についても確認すると良いでしょう。
②福利厚生をチェック
福利厚生は、社会保険、有給休暇、育児休業など法律で義務付けられている法定福利厚生と、手当や年間休日などの法定外福利厚生の2種類があります。
特に法定外福利厚生は、企業が独自で設定できるため企業によって内容や充実度も異なります。
法定外福利厚生は働きやすさにもつながるため、求人探しの際にしっかりチェックしておくのがオススメです。
また、年間休日の最低日数は105日と労働基準法で定められています。
下回る場合は法律違反で論外となりますが、それ以上であればひとまず選択肢に入れることは出来そうです。
③残業をチェック
労働基準法第32条では、休憩時間を除いて週に40時間を超えた労働を禁止しています。
また、よくあるのが企業側と従業員で労働時間の延長に関する協定(36協定)を結んでいる場合です。
この場合は1カ月45時間、1年360時間を超えた時間外労働はできませんので、この範囲を超えている企業は法律に違反していることになります。
また、残業代が適切に支給されているか確認することも必要です。
なぜなら基本的に管理職には残業代が支給されないため、“名ばかり管理職”として残業代を支払わずに長時間労働させる悪質なケースもあるので注意が必要です。
④求人の掲載期間や回数をチェック
募集回数が多かったり、掲載期間が長かったりする場合は注意が必要です。
頻繁に掲載されている場合は、何らかの理由で従業員が定着しづらい可能性があります。
また、募集期間が長い場合は求人を出しても人が集まらないか、採用が決まってもすぐに辞めてしまっているかだと考えられます。
自分に合った求人を探すには、まず転職の目的を明確にすることが大切です。
その上で、条件に優先順位を付けて求人を探してみましょう。
合いそうな求人が見つかったら労働条件や職場環境などをチェックしていきます。
3.まとめ
ルーティンを決めて求人情報を探せば、自分にとっての良い求人に巡り合えるはずです。
また、転職サイトの担当者に相談する方法も有効です。
この場合は担当者が自分にあった求人を紹介してくれるので、さらに良い企業に出会える可能性が高くなります。
ぜひ利用してみてください。