入社前から入社後まで、転職で気をつけるべき3つのポイント
転職雑記 2016/8/18
パチンコ業界での転職に様々な形で携わっていると、時として失敗事例を目にすることがあります。では、なぜ転職で失敗してしまうのか? せっかく転職したのに、すぐ辞めてしまうのはなぜなのか?今回は、転職時に大切にするべき点や思わぬ落とし穴について書いていきたいと思います。
1.入社前:オリエンテーション
転職における失敗の原因の多くは、オリエンテーションでの確認不足にあります。というのも、高職位になればなるほどミスマッチが起きる可能性が高まるからです。
例えば、「転職後に何をどこまで担当するのか?」「いつからその業務を任されるのか?」といったことをしっかり確認しないまま、いきなり責任ある仕事を任されてしまう。そういったケースはトラブルにつながりやすい一面があります。
たとえ同じ業務内容であっても、企業によっては仕事の流れや実施方法において様々な違いがある場合も多くあります。パチンコホールで言えば、朝礼やシフト管理の方法、ホールスタッフの役割分担など。前の職場で得た経験や知識が新しい職場では十分に生かせない可能性もあるので、事前にオリエンテーション等でローカルルールを確認しておくことも大切です。
2.入社時:早い段階での情報共有
業務の内容や流れを擦り合わせる作業は、入社前だけではなく、入社後にも随時行うことが重要です。以前に担当していた業務内容と今後任される業務の範囲などについて細かい打ち合わせをして、上司や同僚と共通の認識を持つことが仕事の円滑な進行につながっていくでしょう。
本来、配属されるパチンコホールでの自身の業務内容について、同僚にその企業での取り組み方法を確認するなど、自分に求められているものや今後の流れをしっかり把握しておけば、いざ仕事に取りかかった時に戸惑うことがありません。
とはいえ、事前にどれほど準備をしていても、後から新たに疑問点が出てくるのはよくあることです。そうした時に、いかに素早く柔軟に対応できるかも、その後の成果に影響を与える重要なポイントだと言っていいでしょう。 またパチンコ業界に限らず、競合店舗の動向、業界の流れといったものが会社の業績に直結する仕事に就く上では、自身が持つ情報や知識を同僚と共有することが大切です。
3.入社後:自分らしさの発揮
アルバイトや新卒、中途採用などの採用方法を問わず、企業側の受け入れ態勢はとても重要です。多くの転職事例を見る中では、受け入れ時の役職や研修期間、入社後の担当業務範囲などにおいて、転職者と企業側では認識の食い違いがある場合があります。
特に店長経験者や専門スキルの高い方は、仕事の進め方において企業側との間で認識の違いが浮き彫りになりやすい傾向があります。ですから、入社後すぐスムーズに業務を遂行するためにも、事前の擦り合わせが重要なのです。それでも認識の違いが出てきた際は必要以上に遠慮することなく、自身の考えや思いを相手に伝えるようにしてください。
入社後間もない時期に自身の要望を伝えるなど、積極的に自己主張を行うことは決して簡単ではないでしょう。しかし、自分らしさをしっかり発揮してこそ周りの人はあなたへの理解を深め、スムーズな意志の疎通が可能になり、チームワークの面で好影響を生むはずです。 特にパチンコホールで言えば、「ホールスタッフの連携」が業績を左右する要素の一つなので、自己主張は相互理解を深めるための重要なポイントだと言ってもいいでしょう。
4.まとめ
業界経験者であるほど、基本的なことや小さな物事の確認を怠りがちになるのが転職における大きな落とし穴。同じ業務でも企業によっては使う言葉やアイテムも違えば、力を入れるべきポイントも変わってきます。ですから、予め質問を重ねて入社前に疑問を解消しておくようにしましょう。
また、方向転換や修正を図るのは入社後でも決して遅くありません。物事が悪い方向に進んでいってしまう前に素早く軌道修正を図れば、ピンチをチャンスに変えることも難しくないのです。 入社前、入社時、そして入社後と、どの時点においても「確認の徹底」「情報の共有」が重要になるのは一緒ですので、柔軟性をもって対応し、成果を一つずつ積み重ねていく姿勢を大切にしましょう。