多店舗ホール運営企業の職場環境について考える
転職雑記 2016/8/23
パチンコホールを運営している企業は店舗数など、会社の規模によって職場環境が大きく変わります。その中でも特に、6店舗以上を経営している企業では働きやすい環境が整備されていることが多いという傾向があります。今回は、その6店舗以上のパチンコホールを経営している企業の特徴や職場環境について見ていきましょう。
1.職場環境について
勤務体系
・早番/遅番のシフト勤務が多い。
・自分の時間が持ちやすい環境。
・通常業務での残業はほとんどない。
・体に負担がかかりにくい勤務シフトである。
店舗数が多い企業では、ホール単位で従業員数がしっかり揃っていることが多いので、各自が無理なく勤務できるようにシフト管理しているところがほとんどです。
きちんとシフト管理ができているということは、無駄な人員配置や突発的な残業が発生しにくいというメリットがあります。 それと同時に、プライベートの時間をしっかり作れるなど、様々な面で負担の少ないスケジュールを組みやすいと言ってもいいでしょう。
休暇
・会社規定で月8休が定着しており、多くの社員がきちんと休んでいる。
・有給休暇の取得も可能である。 会社によっては、長期休暇の取得も可能である。
従業員数が少ないパチンコホールでは店長にしかできない業務が存在する場合もあり、休日であっても閉店業務を行うためだけに休日出勤をしなければならないケースもあります。しかし、店舗数が多い企業では、店舗内に店長の代理業務を行える社員がいることも多く、店長であっても計画的に休暇をとることができ、 有給休暇や長期休暇の取得を奨励する企業もあって従業員のモチベーションアップや、リフレッシュ効果につながります。
保険
・社会保険と労働保険はきちんと加入している。
社員に何かあった際は対応できるように各種保険に入り、安心して働ける環境を整備しています。健康保険や厚生年金への加入、勤務中の事故・怪我などに対する備えがあるかどうかは、従業員にとって会社を選ぶ上で大きな要素と言ってもいいでしょう。
給与・異動
・年俸制は少なく、基本給以外の手当ても充実している。
・長年勤務をしている社員への配慮も行っている。
・転勤を伴うケースが多く、生活拠点を作りづらい一面がある。
パチンコ業界は他業種の同年代と比べても平均給与は高いレベルにあります。基本給以外の手当てが充実している企業が多いのもパチンコ業界の大きな特徴。
寒冷地手当て、禁煙手当て、身だしなみ手当てなど、企業によって独自の変わった手当てを設けているところも多々あります。 また、役職が上がるにつれて業務内容などにおいて負担が増すため、勤続年数の長い従業員への配慮は欠かせません。ただしデメリットを挙げるとすれば、多店舗を運営しているため、場合によっては今住んでいる地域の外へと転勤・異動になることも珍しくありません。特に全国展開している企業では、馴染みのない地方への転勤も十分にあり得るのを理解しておく必要があるでしょう。
2. メリットとデメリット
一般的には、運営する店舗数が増えるにつれて企業の職場環境はしっかりと整備され、働きやすくなっていくことが多いと言えます。大きな企業ほど職場環境の整備や人員配置などに関するノウハウの蓄積があり、現場に反映されるからです。大企業では新台の購入や店舗のリニューアル、新規出店で動くお金も大きく、大企業ならではの経験を得られます。もちろん、その分だけ背負う責任やプレッシャーも大きく、より一層の緊張感を持って業務に取り組まなければいけないのは言うまでもありません。
そうした環境に身を置き、様々なことに挑戦したいという強い気持ちがあるのなら、大企業に勤めるメリットは大きいでしょう。大企業だからできること、大企業だからこそ得られるメリットについてしっかり考え、転職活動に生かしてください。
3.まとめ
個人経営のパチンコホール、少数店舗を運営する企業、全国展開している大企業のそれぞれにおいて細かく見ていけば、メリットとデメリットの両面が存在するのは間違いありません。
しかしその中でも、自分がパチンコ業界で挑戦したいと考えていることを実現できる企業なのか、自分にとってより良い職場環境が整備されているのか。そうした点を考える中では、全国展開を行う多店舗運営型企業を選ぶメリットは大きいはず。転職を考えている人は選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。