より自分自身にマッチしたパチンコホール企業を選ぶ
パチンコ転職ポイント 2019/6/11
現在、日本国内には約300万社の企業が存在すると言われ、パチンコ店を展開する企業は、約3,000社と言われています。
パチンコ業界での転職は、この数多くある企業の中から一社を選ぶ作業であり、様々な条件をクリアした求人企業の中から選ぶ形となります。
1.全ての条件を満たす企業は…
求人企業を選ぶ際にお伝えしたいのは、希望の条件に全て見合う会社と出会うことは大変困難な作業であり、そもそも、そのような求人企業はほとんどの場合存在しないということです。
自分自身に合う・合わないだけで転職を考えるならば、恐らく長い時間をかけて転職を繰り返すことになる可能性もあります。
そのため、まず自分が求人企業に何を期待しているかを整理することからが転職のスタートとなります。
2.条件に優先順位を付ける
多くの転職者は、在職中の職場で実現が難しいこと、不満なことに目を奪われがちとなり、恵まれている条件については「あって当然」と考えてチェックを失念してしまう場合が多くあります。
そうすると、仮に希望通りと思われる企業が見つかっても、大切な条件の有無を見逃して後で後悔する原因になる場合があります。
ですので、まずは自身の希望や要望を整理し、優先順位を付けていきましょう。
優先順位を可視化することで条件の取捨選択が可能になり、自身にマッチした転職先が自然に見えるようになります。
3.基本項目を設定する
希望条件は人それぞれですが、一般的な項目を設定すると「職種や仕事内容」「雇用形態」「給与額」「勤務時間や休日・休暇(ワークライフバランス)」「勤務地エリアや通勤時間」「企業規模」「職場環境」「福利厚生」「経営ビジョンや社風」などとなります。
この中で特に最後の「経営ビジョンや社風」は、希望条件全体に関わってくるため重要です。
たとえば歴史のある企業か、中小規模のベンチャーでは職場ムードも違い、上下関係の考え方、従業員の年代構成、キャリア研修の状況など、仕事の快適さやキャリアづくりの上で重要な点が大きく違ってきます。
上記はあくまで一般的なものとなりますので、自分なりに重視したい内容を設定し、具体的に書き出しておきましょう。
4.お互いがマッチする状況を探す
選択基準が決まったら、最後の判断として「自分の実力や経験値と求人企業とのバランス」を考えます。
当然ですが、未経験者が相場以上の高給与を望めば転職成功は難しくなります。
また、経験者や実力者の場合も、すべての希望条件のクリアを望めば応募先は極端に減るでしょう。
ここで希望条件に優先順位を付ける意味が出てきます。
重要な条件でも譲れる範囲を見積もっておけば、ここで停滞することは無いのです。
「自分に合う企業探し」とは結局のところ、自分の希望と企業側の希望がマッチする状況を探し出すことにほかならないのです。
5.ある転職者の選択ポイント
先日、主任職経験者の方の転職のお手伝いをしました。
この方は、過去に大手企業で勤務経験があったため、紹介する求人企業も中規模以上の企業で進めていました。
しかし、どの求人企業も決め手がなく中々転職先が決まらない状況でした。そのような中で2店舗を展開する比較的小規模のパチンコ企業を紹介したところ、内定をもらい入社を決めました。
色々な条件がある中で、自分自身を見てくれると感じられたのが入社を決めたポイントだったそうです。
一般的な希望条件はありますが、最終的に自分自身に合う会社とは、自分自身の能力や存在価値を認めてもらえるところが、自分に合う会社なのかもしれません。
様々な困難に直面しても、きちんと評価されていることがモチベーションにつながり、条件面や待遇を上回ることにもあるのです。
転職を考える時、まずは今の自分がどのような状態なのかをしっかりと振り返るところからスタートしてみてください。
そうすることで希望条件が整理され、求人企業との良いマッチングを掴むことが出来るでしょう。